昔の辛いこと
とても大切な人が死んだ経験があります。
想像したことのないほどに辛く、「耐え難い」とはこのことか!と今思えばそんな感じ。
辛すぎて死ぬところでした。死にたかった。
ものすごく重いハンマーで自分の98.5%をぶっ潰されたような。そんな感覚。
薬を飲み、泣いて、寝て、起きて、泣いて、寝て。
あれから数年経ちました、生き返らない、絶対会えない。その事実は変わらないけれど悲しむこと以外に使う時間の量が増え、息ができないほどに辛くはなくなりました。
のらりくらりとその日を生きられれば良かったけれど、君がいなくなってから「こんなはずではなかった」とありもしない方の自分の人生を「正しいもの」のように考え、現状を憂いてすごしました。
その感情が後ろめたいともどこかで思っています。
流されるまま流されてここまで来ました。
私はもっと君の死に時間をかけるべきだった。
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