pi

立派な人になりたいです。ここまで生きてくるのに色々なことがありました。それを自分のためにもまとめようと思います。

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立派な人になりたいです。ここまで生きてくるのに色々なことがありました。それを自分のためにもまとめようと思います。

最近の記事

10年も経ってる

なぜなのかコロナが落ち着いた。 君のお墓に行ってきた。 誕生日に行こうと思ったのだけど、4月は忙しい。行けなかった。 それから今年は一人じゃない。 子どもたちを連れてくよ。 子どもたちは君のことを「やさしいおばけ」と呼んでいる。 何かあったら守ってくれるって教えてる。 だからお願いね。君の仕業でお願いね。 私は君と1年半くらい2年にならないくらい一緒にいた。 もうその期間を大幅に超える時間が過ぎた。 たとえば君が生きていたとして、そうだったとしたら、いまとなっちゃあ一緒

    • 9年前

      下書きのまま1年間そのままだった。 随分とたくさんのことがあったけど、今日も私は君に会いたい。 君がいなくなったことに比べればぜんぜん全く大したことではないんだけど、それでも戸籍的には大したことになってしまって。最近それがやっと片付いた。長かった。 君の仕業か?と思うことが随所に散りばめられてて そんな時に「遠隔から援助頂いているようだけれど、そんなことするなら生きててよ。」と思ったことも何度もある。 いろんな人に力を借りてここまでこれた。 それからそういえば「こんはず

      • 私たちが見ていたあの日の景色

        友だちと会う予定があって終電で帰宅。 駅を出たところで君に電話をかけた。でも、もう寝てるかなって鳴らしすぎたら起こしちゃうかもな。って、そんなに鳴らさずに切った。 さっきあの日の景色が鮮明に蘇った。駅を出たところの目の前の横断歩道での信号待ちのところ。 私はスマホに変えたばっかりで、君とのラインのやり取りを始めてまだ数日しか経ってない時だった。 翌日、予定が合えば一緒に行こうか。と話していた場所に君は来なかった。午前中に連絡を取り合って予定を合わせればいいと思っていたけど、

        • おなじ話

          1年前の今日君のお墓に花を持って行った。 お墓になった君にはもう花しか持っていけない。 あの日もうすでにお墓にはたくさんのきれいな花が供えられてた。私の持って行った花は少しはみ出た。入りきらなかった。 それを持って帰ったんだ。 水に刺していたら根っこが出て、土に植えたら大きくなった。どんどん大きくなって1年経った今満開に咲いてるよ。とてもきれいだよ。 あんなに小さな茎だったのにそれを感じさせないほどに大きく育った。私はそれが少し悲しい。でもそれに希望も感じた。 君と食べ

          8年

          君がいなくなってもうすぐ8年が経つ。8年。8年!! 私と君が過ごした時間は2年に満たない。 君がいなくなってから過ぎた時間は、一緒に過ごした時間を4回は繰り返せる。(繰り返したかった) 悔しいもので記憶は薄れてしまうけれど。 でも君といつも行っていた居酒屋の床がベタついてたとか。 何を頼んでいたか。とか君のおでこや、胸のへこみのことなどはちゃんと覚えてる。 死なずに時を過ごすというのはこういうことなのだと無駄に痛感したりする。私はあの時より老けた。 いつになってもあんたに話

          うらやましい

          ドラマとか映画とかで死んだ人が生きてた。パターンを見るとあるわけないのにうらやましいな。と思います。 突然現れてくれてもいいんだよ。 君に会いたい人はたくさんいるんだよ。

          うらやましい

          7年前の昨日

          7年前の昨日、君はまだ生きていた。 少しだけ揉めていたけれど 君は少しだけ元気がなかったけれど そんなのいつも通りだと思っていた。 死んでしまうなんて思ってなかった。 もう会えなくなるなんて想像もついてなかった。 いつか別れが来てしまう日が来たとしても、またどこかで会える可能性は残されたままなんだと疑わなかった。 確か、最後に会った時向かい合ってご飯を食べなかった。 突然駅まで来た君は駅からの帰り道、夜空を見て泣きそうになった。初めて見た顔だった。 それを振り切るように首を

          7年前の昨日

          極悪人の疑い

          どれだけの負担をかけてしまっていたのだろうかと 今はこれがデフォルトなのかと思うほどに穏やかとは程遠い場所にいて、優しさなんて忘れてしまいそう。 私は前世でどれほどの極悪人だったのだろうか。 なんで罰をうけているんだろうか。と他力本願で自分の運命を憂いたりしている。

          極悪人の疑い

          フラッシュバック

          子ども達を寝かしつけるのに自分が寝てしまわないようにイヤフォンでラジオを聴きながらそれに意識を集中させてなんとか起きている。 いつもギリギリ。寝てしまいそう。 というか寝ていた。1時間の番組が終盤に差し掛かった時、自分の意思に反して目が開いた。引き戻された。 寝ていたけれどしっかりと聞こえた。 「自殺」という言葉が。

          フラッシュバック

          15階にいる

          今。15階にいる。 避難しろと言われて県をまたいでここまできた。 今の社会情勢から宿泊者がほとんどいないホテルの最上階の部屋に通してもらった。 夜景が綺麗な部屋の出窓で体育座りをしてみている。 私はここにいる。 外出自粛のこの世の中で、最上階の夜景の綺麗なホテルにいることが、これから先の見えない未来について考えることが、それから君がここにいないことが悔しくて泣いた。 私は君に会いたい。 眼下に広がる世界で片っ端から1人ずつ確認したとして、世界中の全員を確認し終えても君には

          15階にいる

          どこにいても笑ってて

          記憶が薄くなっている。 向き合いたくない現実があり、それから逃げるために適当に掴んだそこら辺にある現実を塗り重ねて生きてきた。その作業が適当すぎてここに来てヒビが入り、ついに崩れた。 これから先どうなるのかはもうわからない。 先が見えない現実がまた広がっている。 少し前の記憶の話。 土手で寝転がり空を眺めた 寒い夜に窓を開けて布団にくるまって星空を見た きれいな海を空を飛ぶように泳いだ 早起きをしてコーヒーカップを持ってパン屋に向かう 駅の名前が気になるからと下車をして砂

          どこにいても笑ってて

          昔の辛いこと

          とても大切な人が死んだ経験があります。 想像したことのないほどに辛く、「耐え難い」とはこのことか!と今思えばそんな感じ。 辛すぎて死ぬところでした。死にたかった。 ものすごく重いハンマーで自分の98.5%をぶっ潰されたような。そんな感覚。 薬を飲み、泣いて、寝て、起きて、泣いて、寝て。 あれから数年経ちました、生き返らない、絶対会えない。その事実は変わらないけれど悲しむこと以外に使う時間の量が増え、息ができないほどに辛くはなくなりました。 のらりくらりとその日を生きられれ

          昔の辛いこと