居るべき場所。
生きていれば、色々なことが起こる。
僕は最近、辛いことが起きまくって心の拠り所が分からなくなった。
どこに心の拠り所を置いて良いのか分からなくなった。
だけど、ようやく見つかった。
派遣の仕事や単発のアルバイトをたくさんする中で、出会えた仕事、出会えた人がいる。
その場所にいる時はとても心地良くて、周りの人たちも皆、自分のことを認めてくれる。
居心地の良い場所がようやく見つかった。
でもこの場所を探そうとして見つけた場所ではない。
人生に行き詰まった時に自分が心地の良い方向に身を任せた結果、出会えた場所。
やっぱり、この経験を通じて人生って手にいれる気がない時の方が、
本来手に入れたいものを手にいれることができるのかもしれないって思った。
だからこそ辛いと感じる人は、心は無理しないで他人の音も聞かずに自分の心地良い方向に進んでいくと本来「居るべき場所、居なければいけない場所」に連れて行ってくれるのかもしれない。
それは人それぞれだから、転校した新しい学校かもしれないし、新しい職場かもしれない。
人間の数だけ考え方もあるし、環境だって無数にある。
地方の農場かもしれないし、地元とは遠く離れた工場かもしれない。
もしくはアーチェリー部かもしれないし、茶道部かもしれない。
海外の可能性もあるからアフリカとか北欧の方かもしれない。
今苦しんでいたり、辛いことがあっても、永遠というものはこの世に存在しないから必ずその辛い時期には終わりがくる。
逆も然りでどんなに好調でも良い時も永遠には続かない。
どんな環境もどんな組織も同じメンバーが居続けることも絶対にあり得ない。
クラスのメンバーも学年が上がれば、クラスメイトも変わるし。
職場だって誰かが退職したり誰かが転職してくる。
だからこそ今いる環境を離れても問題ないし、離れなくても問題はない。
居場所は必ず見つかるから。
1年後かもしれないし、3年後かもしれない。
もしくは50年後かもしれないけど。
行き詰まった時ほど、横を見渡せば沢山の選択肢が無理しないで自分のペースで進んでみる。
そしてまずは明日だけ生きてみる。
大事なのは身近な人や他人の声や音を全て消してみるということ。
自問自答して、
「俺は/私はどうしたい?」と問うことだ。
誰かがあなたを助けてくれるわけでも無いし、俺が助けられるわけでもない。
自分のことを助けられるのはいつも自分しかいないから。