夜中に突然、彼に叩き起こされて、「今すぐ帰れ!」と言われました。
こんにちは。ヒーラーの荻久保多恵です。
この記事では、自分より人のことを優先にしがちなギバータイプの女性が、テイカータイプの男性を見分けて、テイカーの犠牲にならずに、幸せをつかむための秘訣をお伝えしていきます。
それは、ある夏の日の深夜のこと。
ぐっすり眠っていたA子さん(30代後半)は、頬をペシペシと叩かれ、何事かと驚き目が覚めました。
目の前には、3年くらいお付き合いをしていた、彼の顔。
そうだった、昨夜は彼の家に泊まったんだ・・・。
ぼんやり思い出していると、彼が無表情で、こう言い放ちました。
「起きろ。今すぐ家に帰れ!」
その日も、いつもの週末のように2人で食事に行き、彼の家に泊まったA子さん。翌朝は2人で、ブランチを食べるはずでした。ところが・・・。
「もたもたするな!早くしろよ!」
追い討ちをかける彼の声は、聞いたこともないような恐ろしさ。
A子さんは秒の速さで服を着て、荷物を持って部屋の外へ。大通りに出てタクシーに乗り、自分の家についたのは、早朝3時半ごろだったそうです。
「彼と連絡も取れなくなったんです。
私、何か彼にしたのでしょうか」
思い余ったA子さんは、私にセッションを依頼してくださいました。
職場のリーダー職として活躍するA子さん。感じがよく、柔らかい雰囲気の方です。あれこれ話を伺ううちにピンと来て、こんな質問をしてみました。
私 「その彼に以前から、どこか違和感を感じることはなかったですか。例えば、相談しても親身に乗ってくれないとか」
A子さん「ありました。電車の中でチカンにあって、すごく嫌だったと話したのですが、スルーされました」
私 「やはり。ちなみに、3年くらいお付き合いされていたそうですが、結婚の話は出ていなかったのですか?」
A子さん「それが・・・。私は彼と結婚してもいいと思ったので、一度聞いてみたんです」
私 「どんな反応でしたか?」
A子さん「そんな重い話は聞きたくない、結婚なんて気持ち悪いと言われました」
私 「やはり。その彼は、テイカーです。ご縁が切れて、よかったです。」
Aテイカーは、自分の利益を最優先に考える人のこと。自分中心で、会話は自分のことばかり。
人の話は聞きません。物事を勝手に進める、パクる。SNSで「盛る」のが得意です。
A子さんは、ギバー。素直で親切、思いやりがあり人を疑わず、困っている人に自分から手を差し伸べるタイプ。
もう1つ、マッチャーというタイプの人もいます。ギブ&テイク主義で、こちらの出方次第で、対応を変えます。
(参考文献 アダム・グラント著 『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』)
わかりやすくいうと、人と会う時、頼んでいないのに「お土産持ってきた!このおまんじゅう美味しいよ!」と差し出すのがギバー。
おまんじゅうをもらって、「じゃ、チョコあげる!」とギブアンドテイクするのが、マッチャー。
「なにこれ。私、ダイエットしてるから、甘いものはいらない」と、目の前で捨てるのが、テイカーです。
テイカー彼氏は、突然、彼女とのご縁を切ります。
テイカーは本質的に、自分の利益が最優先。人を大事にすることは、ありません。「もういいや」と思うとサクサク、次のターゲットに進むのです。
テイカーとのご縁が切れたら、むしろラッキー!
テイカーはギバーから、大切なものを奪います。
時間、生命力、気力、お金、自尊心、自由・・・。
相手をコントロールして、支配しようとするのも、テイカーの特徴です。
他にこんなことも、「テイカー彼氏の特徴」です。
ぜひ知って、テイカーを見分けてください。
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