社会課題をビジネスで解決するVOL.1
お久しぶりです!ほのかです。
心が動いた体験は全てNOTEに記録していくぞ~と意気込んでいた
大学生時代が過ぎ去り、
社会人になるとなかなか書けていなかったNOTE。
久しぶりに残しておきたい体験がありNOTEのこのページを開いています。
❑Avec amourという法人を設立するも・・・
2023年8月。
「全ての人が心の豊かさを追求できる社会」に貢献したいとの想いで
Avec amourという法人を設立した。
大学生のキャリアを考えるプロセスに伴走するプロダクトを考案していた。一方で立ち上げから、なかなか上手くいかず、
何かを変えねばらない。もっと力をつけなければならない。との想いで
ボーダレスアカデミーという3か月の社会起業家養成講座に参加。
この3か月間の学びをここに書き残したいと思っている。
なぜ社会課題をビジネスで解決する必要があるのか?
❑社会課題は隣にある。
私が社会課題に関心をもったのは
大学生時代にNPO法人の運営に関わらせていただいた経験から
教育学部で多くのこどもたちと関わる機会があったからでした。
私は自分自身が相対評価で先生や親、友達からも比較される学校が合わず
学生時代に自分の心の拠り所がなく、苦しかった経験から
誰もが居場所がある創造性が育める教育に貢献したいと感じ
ひとり一人の個性を伸ばせる教育に興味を持ちました。
大学では教育心理、教育福祉、教育行政、教育哲学・・などの教育にまつわる勉強をしていました。個別化教育に関心を持ち、スウェーデンの教育視察にも行かせていただきまいた。
実際の声に触れられる場、実際に学んだことを価値として落とせる場所が欲しいと思い、課外活動として「すべての子どもたちが輝ける未来を」とのテーマを掲げている教育NPO団体に参加していました。
NPOや実習の活動において実際に小学生や中高生と関わること
学校の先生や保護者の人たちとお話しすること
大学生のボランティアスタッフとなぜ活動するのかの対話をすること
その中で教育の場には沢山のこどもたちの
「言いたかったけど言えなかった」があることを知りました。
貧困地域から富裕層世帯までの幅広い小中高生とお話しする中でこどもたちは私に色んな話しをしてくれました。
他にもどうしようもなく、
こどもたちの心にある感情が踏みつけられているような
そんな感覚になる
話したかったけど誰にも「言えなかった」を沢山聞きました。
せっかく話してくれても何もしてあげられないのが本当に嫌でした。
あの子は今、何を考えているだろう?
どうしたら笑顔になってくれることができるかな?
気付いたらそんなことで頭がいっぱいで
何もできない自分の力のなさに絶望すると共に
誰も悪気があって
こどもたちの心を踏みつけているわけではないのかもしれない。
それでも、
こどもたちの心を踏みつけていることにも気付いていない大人が沢山いる。その事実がすごく嫌でした。
傍観者にならないために、力をつけたい。
きっと多くの人が「言いたいけど言えない」そんな生きづらさを抱えて
自分として生きることを願っている。
自分として生きる1歩目を求めている。
自分の心の痛みに鈍感になり、
人の心の痛みがわからないような人になって欲しくない。
自分なりの幸せの1歩目のきっかけになることは
まずは怖くても自分の気持ち伝えることだと私は知っているから
私に勇気をもって教えてくれた
こどもたちの言葉や気持ちがなかったことにならないように
私は社会でまだ寄り添ってもらえていない喜びや痛みに向き合い
寄り添った人たちが抱える課題を解決できる人にならなければならない。
そう強く思ったのです。
❑社会課題を解決する手段がビジネスである必要性はあるか?
就職活動のとき、私は色んな人に自分のビジョンを伝える機会がありました。「全ての人の心の豊かさ」を守れる社会にしたい。
NPOでの活動や北欧留学での経験や、
自分自身の原体験をもとに自分の言葉で伝えていました。
もともと伝えるのがあまり上手ではないので私の伝え方が悪かったのかもしれないけれど、心ない言葉を沢山もらいました。
ボランティアとビジネスは違うからそれがやりたいなら当社ではできないね。素敵だと思うから応援はしているよ。と
応援しているよ。と言ってくれる人は沢山いても
一緒にやろう!と言ってくれる人はこんなにもいないのだと落ち込みました。
教育にしか関わりのなかった当時の私は
ビジネスについて、あまり知らず
お金を稼ぐことと社会に価値を残すことは何か違いがあるのだろうか?
そんな不安で胸がいっぱいになり、
臆病な私は何か間違ったことを言っているのではないかとの気持ちになり
自分のビジョンを人に話すのをやめました。
内定はいっぱいもらえたし、ハッピーじゃん。
まずは自分がお金を稼いで幸せに生きられたら
社会貢献はボランティアとして続けたらいいかな。
ビジネスはビジネス
社会貢献は社会貢献なのだ。
どことなくモヤモヤした気持ちを抱えながら
そう自分に言い聞かせ社会人になりました。
❑社会課題はビジネスで解決するものである
「人を幸福にできる事業とは何か?」
社会人1年目のときにとことん向き合ってみた。
結果「価値を届けたい対象に届けるべき価値を届けること。」
就活生のときに複雑に考えていたよりも至ってシンプルな仕組みで
ビジネスは成り立っていると知る。
対象を最も救いたい人と価値に置いたらお金は稼げないのだろうか?
ふと疑問に思い、ある人に相談したことがあった。
すると、私がお金稼ぐ力をつけて寄付してあげることが社会貢献になるのでは?とその人から意見をもらった。
大学に行けない高校生もお金がないから。学校教育が個別化支援できないのもお金がなくて教員の数が1クラスあたり増やせないから。など
お金に原因が全てあるのではないか?との意見だった。
ふむ。なるほど。
確かに就活のときは私もそう思って社会人生活をスタートした。
でもモヤモヤは消えなかった。
そして、決定的な出来事が起きた。
幸せにしたい人を幸せにできなかった。
その当時、付き合っていて同棲していた彼氏が
仕事に行きたくないと泣いている日々が続いた。びっくりした。
お互い目標をもって高め合ってきた関係性が壊れたことが私は悲しかった。何とか彼自身はダメじゃない、素晴らしい人であるとのの言葉を伝えたかった。自分が壊れてしまうほど無理して頑張っているのに彼の職場の人たちは誰も気づいてくれないことが悲しかった。
どうしても私が伝えたい言葉が届かないことが悲しかった。
そして、自分の職場の同期もたまたま同時期に休職をした。
何も知らなかった。
当時の彼氏の姿とリンクをし、
知らないところできっとモヤモヤを抱えてもがいていたのではないか。
そう考えるだけで涙が止まらなくなった。
組織として、なぜ相談できる居場所を作れなかったのかを話し合った方がいいと思った。彼自身の問題もあったかもしれないが「言えなかった」を作ったのは私たちなのだから。でも、繁忙期の最中、誰もそんな話し合いをしようなんて言わなかった。
私が勇気をもって上司に組織として本件については組織としてもっとできたことがあると思う。ちゃんと振り返って今後に繋げた方がいいと思う。
そう言葉にしてみたけれど、
繁忙期が終わったら組織体制の話しはまたしよう。
そう言われて、その後は何も話すことはなかった。
私も他の仕事が忙しく、提案をまとめるのをやめた。
ああ、こうやってメインの事業価値ではない痛みたちは置き去りにされて
後回しにされていくのだと思った。
当時付き合っていた彼氏の職場が悪い人なわけでもない。
私もよく知っている人たちだったからそう思う。
私の職場の人たちは本当にまじめで心優しい。
私は強くそう思う。
それでも、皆忙しいから。
寄り添う気持ちの順番はお金になることから順番になる。
だったら、こうやって零れ落ちる気持ちがお金に変わるように
寄り添いたい対象や気持ちをビジネスにすることに諦めてはならないのだ。
そう私は強く思ったのです。
社会課題をビジネスで解決できる仕組みがもっと世の中には必要であると。
❑ボーダレスジャパンさん主催の社会起業家育成プログラムに参加
私は学生時代からボーダレスジャパンさんのファンでした。
社会課題はビジネスで解決できると声を大にして発信しており、
実際に私が解決したい課題よりも複雑性が高い事業が事業として形になっていっていることも情報発信をたまにチェックして知っていました。
「かっこいいな」の次に「自分にはできない」と殻に閉じこもっていた
自分を拓くチャンスだと思い、
思い切ってボーダレスジャパンさん主催の
3か月の社会起業家養成講座に参加しました。
自分で参加を決めたのに、
オリエンテーションの日の仕事が調整できなくて遅刻して参加。
参加を決めた日から「できない自分」が怖くて逃げだしたくなって、
「やっぱり、辞めようかな、、途中で辞めれますか?」のような
弱気な質問をしてしまう、そんなスタートでした。
そんな弱い自分と向き合ってた3か月たった今は
自分が描きたい世界は自分で形にできるのだと強く思えています。
スタートからこの3か月で感じたことを
次のVOL.2~5までに残していけたらと思います!
長々と記載しましたが、
ここまで読んでくれてありがとうございました!
良かったら次のVOL.2~5も読んでいただけたら嬉しいです。
~ thank you ♡ 今日も素敵な1日を ~