【日常】金魚を育てて、いた、いる、話
ご無沙汰しています。真鯛です。
すっかり春らしくなった今日この頃、読書もいいのだけど、一緒に日々を暮らしてるお仲間について書くのもいいんじゃないかなあ、とひさびさに投稿を決意してこの写真を撮りました。
撮影から3日後、下書きに放り込んだ文章をさわるまえに、この金魚ちゃんはなくなってしまいました。
泳ぎにくそうにしてるなとおもったら、身体が急に曲がってきて…
水槽立ち上げのときにはもう1匹コメットがいたんですが、その子も昨年の秋に急に身体が曲がってしまって、なくなってしまい……覚悟はしてましたが大分落ち込みました。
元気ないのかなあと気にはしていて、ちょっとまえに赤斑病っぽい症状がでて背鰭もたたみだしちゃったので、エルバージュエースを投薬したところでした。
エルバージュエースの使い方はこちらの記事に詳しく載ってます。ずいぶん参考にさせていただきました。
▼【様々な感染症に】エルバージュエースの使い方 https://ordinary-aquarium.design/goods/elevage-ace
以前、斜めになるほど悪化した金魚ちゃんを助けてくれたのがこの薬でしたが、薬害強すぎたのかもしれないし、なにか別の理由だったのかも。
助けを求めてネットで検索すると、結構強い言葉で書かれてるナントカ知恵袋の回答などがおおくて、
「自分が飼育をはじめたことがそもそもこの子達のためにはまちがってたんじゃないか」
ていうきもちにどんどんなって、落ち込む一方でした。
金魚の生態がただしくわかっているひとと、そうでない初心者の自分。だけど、隣人として、親身に、心配しながら、付き合ってきたつもりだったので…
おさないときは、「金魚ってけっこうなんもしなくても生きてるし、死ぬときはしぬよねえ〜〜 」てかんじの付き合い方をしていたんですけど、自分の責任でもって飼い始めると、とってもいとおしい生き物だし、とっても大事な隣人です。〈ペット〉というよりは〈隣人〉っていう関係性がとても相応しく感じる。いまどうしてるかな、って気になって、寄り添うようにそばにいたくなるけど、触り会えない仲。「水槽管理」みたいな言葉もあって、事実そうなんだけど、気持ち的にはそうじゃないってかんじ。
病気になっちゃうと凹むし、いなくなってしまうとかなしい。
今は水槽をリセットして、2匹、新しく一緒に暮らし始めています。警戒心の強い子達でなんだか全然慣れてくれないのが、個性だなーってかんじでおもしろいです。
誰かの、アドバイスとかではない、ふつうの金魚の話を聞いてみたいな〜って思うし、またいずれ、うちの金魚たち、水槽のガラスを隔てたわたしの隣人たちの話をしたいな、って思います。