Microsoft Assessmentsで無料プチコンサル
クラウドやSaaSの導入・移行などを企画、検討されるに際して、現状整理(AS-IS)、あるべき姿策定(TO-BE)、Fit&Gap実施、ロードマップ策定、といったアプローチはよく取られるかと思います。ちゃんとやろうとしたらそれなりに労力がかかるでしょう。
Microsoft Assessmentsを活用すれば、このようなことをテーマに応じて10-60分程度でクイックに実施できます。討議、意思決定にあたって1つ参考となるインプットにしては良いではないかと思います。
Microsoft Assessmentsとは
表現がちょっとふわふわしてイメージしづらいですが、実際に提供されているアセスメントの一例を見てみるとイメージがつくかと思います。
戦略、計画、実施、ガバナンスなど、わりと幅広いアセスメントが提供されています。
アセスメントのプロシージャ
実際にやってみよう
(現時点、日本語表記にすると表示が不完全になるので、英語での実施をおすすめします)
Cloud Adoption Strategy Evaluatorをやってみます。このアセスメントでは、クラウド導入の戦略を評価し、レコメンデーションをくれます。
今回は、「Identifying your motivations」を評価してみます。
下記質問それぞれに対して、一番現状に相応しい選択肢を選ぶだけで終わります。
設問と選択肢を見るだけでも新しい気づきをもたらしてくれるのではと思いますね。
How would you describe your cloud strategy?
Are you responding to any critical business events, such as, data-center exit, mergers and acquisition, end of support for mission critical technologies, or response to regulatory compliance change?
What are the critical business events driving your cloud transformation?
Are there any other motivations that are driving your cloud transformation, other than those driven by critical business events?
Has your cloud strategy been communicated broadly across the organization?
Do you conduct regular cloud strategy reviews with the broader organization?
Have you documented a cloud strategy with multi-year horizon and C-level participation and/or sponsorship?
試しに下記のように回答を選んだら、その次のような評価結果が出ました。
クラウド戦略はまだまだ伸びしろがあるという結果でした。そして、インプットされた回答に合わせて、関連情報や、ネクストアクションが提言されました。Azure前提の情報ですけれども、考え方は共通なので他にも通用すると思います。