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ツインソウルに出会った話

突然ですが、ソウルメイト、ツインソウル、ツインレイ
このそれぞれの言葉の意味を知っていますか?
詳細はまあ、下記のページ等をご覧いただくとして。

私は過去に一度、ツインかもしれない、という異性に出会ったことがあります。彼とは激しい恋に落ちましたが、結局は結ばれませんでした。
彼に出会うまで私はスピリチュアルな世界のことを正直、敬遠していましたし、現に今でも、量子力学など科学で証明のつかないものは信じ難く、苦手とすら感じてしまう部分もあります…。

それでも、彼との出会いは、私がスピリチュアルな世界=見えない不思議な力の存在、を、納得せざるを得ないくらいのものでした。

ツインソウルって?

では「ツインソウル」って具体的に何なのでしょうか。
ツインソウルは、よく「異性同士の”魂の片割れ”」と言われます。
元々一つであった魂が、男女二つに分かれているため、
エネルギーが全く同じなのだそう。

特徴としては色々とあるみたいなのですが、
色々なサイトから集めたところによると、下記が挙げられるそう。

1. 初めて会ったのに懐かしく感じる、一緒で居心地が良い
2. パーソナルな隙間がない、触れられても嫌じゃない
3. 相手の感情が手に取るようにわかる
4. 体調や感情の波が同じ
5. 誕生日が近い

6. 手(爪や指)の形が似ている
7. 今までの恋愛対象とは真逆
8. 出会いをきっけに人生が急展開等、不思議なことが次々と起こる


私が、そのツインかもしれない彼に照らし合わせると
おかしいくらいに上記全てが照合していました。

1. 初めて会ったのに懐かしく感じる、一緒で居心地が良い
一緒にいると居心地が良くて時間を忘れます。
趣味や嗜好が全く同じなので、会話も幾らでも続いてしまい、本当にいつでも、彼と一緒にいる時間はあっという間に過ぎるのでした。
ツインは元々一つの魂だったので、初めて出会っても懐かしい感覚を持つ、と言いますが、私たちも同じでした。
それどころか、一緒に育ったの?兄妹なの??と言えるくらいに
過去に聞いていた音楽や見ていた番組、触れていたものが共通しているのです。

2. パーソナルな隙間がない、触れられても嫌じゃない
カラオケが私たちの共通の趣味の一つでしたが、ふざけてデュエットなどしても、声・ハモりが怖いくらいにぴったりでした。
ここにこんなことを書くのは少し憚られますが、身体の相性も抜群でした。彼は私と居ると異常なほどに、能力を発揮しました。
人生で初めてのことだと、いつも言っていました。

3. 相手の感情が手に取るようにわかる
4. 体調や感情の波が同じ
これは本当に、最初の頃は、ツインなどという発想すら無かったので、
一体何が起こっているのだろう?と怖くなったほどでした。
それほどまでに、恐怖さえ感じるほどに、相手の感情がお互いに手に取るようにわかるのです。相手がどう考えているか、何を言おうとするか、どんな選択をするか、全部、話し合わなくてもわかっていたのです。

彼が辛い思いをしている時、私が悲しい思いをしている時、離れていても同じように感じていることが、後からわかりました。
唐突に、訳も分からず辛く感じる時などがありました。その瞬間はまさに、彼が全く離れた場所で、しんどい思いをしている時でした。
そしてそのようなことは、その逆も多々、起こりました。

ついでに私たちは、お互いが傷ついた時に取る行動も非常に似ていました。
詳しくは書けないのですが、いざとなると向かうベクトルがいつも揃って、同じ方角なのです。思い出すだけで、胸が苦しくなります。

それと同時に体調の変化です。
私が体調を崩している時は必ずと言っていいほど、彼も崩しました。
その逆も然りで、風邪を引くタイミング、咳が出るタイミング、熱が出るタイミング、仕事を休むタイミング等全てが、離れていても一緒でした。

5. 誕生日が近い
6. 手(爪や指)の形が似ている
こちらに関しても見事に、一致でした。
生まれ年も近く、誕生日に至っては二日違いでした。
手や爪の形がそっくり…と言った外的なものまでも、本当にその通りでした。

7. 今までの恋愛対象とは真逆
私がそれまでタイプとしてきた男性は、見た目で言えば背が高く筋肉質で、性格はきつめで仕事をガツガツしていくような、簡単に言えばオラオラ系です。どちらかというと脳筋タイプで、音楽や芸術、文化には疎く、女性にもあまり気の使えないタイプが多かったのですが、
ツインの彼は、全くと言っていいほど、その真逆でした。

小柄で見た目もどちらかというと細めで、弱々しい感じです。
感受性が強く、私に限りなく近い感覚、いやそれ以上の感性を持っていて、究極にロマンチストで、時々壊れてしまうのじゃないか、と、こちらの心配が尽きない、ガラスのような繊細なハートの持ち主でした。
とにかく優しくて、時には私の話に共感して一緒に涙までしてくれる....
そんな男の人は、後にも先にも彼以外居ませんでした。

さらに芸術や文化の造詣も深く、元々クラシックピアノを習っていたのも共通していました。しかも私より数段上手です。
私のバースデーにサプライズでライブハウスへ連れて行ってくれて、
即興生演奏してくれた彼のピアノは、本当に美しい旋律でした。
今でもあの時の音色は、忘れられません。

8. 出会いをきっけに人生が急展開等、不思議なことが次々と起こる
これもまた、二人の出会いの後には大きな変化ばかりが続きました。
仕事、家族、友人関係その他とにかく、大きな出来事が重なったのです。
詳しくは書けませんが、その後の人生に大きな影響を及ぼす、数年に一度レベルの事柄が立て続けに起こったのです。
不思議、という言葉では形容できないくらいでした。

ツインソウルとの結末

ツインソウルは、離れ離れになる結末も少なくはないそうです。
魂の向上を目的として、厳しい試練を課されるから...なのだそうですが、
その辺りのことは私は、よくわかりません。笑

結局のところ、彼とは衝突も激しく、違う道を選ぶことになりました。
私は彼とは全く違うタイプの、つまりは自分の元々好きなタイプの、
脳筋オラオラ仕事人間の男性と結婚しました。
そしてツインの彼は、割と私に似ている気が強めな年上の女性と結婚して、今は一男一女をもうけ、それなりに幸せにやっているようです。

ツインソウルには、「サイレント期間」という、お互いに出逢えない時期があります。大体は、男性が逃げ、女性が追いかける、という関係になりやすいのが特徴なのだそうで、男性をランナー(逃げる側)、女性をチェイサー(追いかける側)と呼んだりもします。
このサイレント期間は、男性側の成長が不十分で、自信を持っていないことが原因で起こるそうなので、彼が十分に成熟した時、またもしも、どこかで出会ってしまったなら、私はその時の自分がどうなるのか....
正直、考えたくないです。

でも彼との出会いは、私の人生の中でも大きな出来事の一つでした。
書きながら思い出しては、胸が締め付けられるくらいに苦しくなりますが、どうしても残しておきたかったので、書きました。

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