♦︎白鳥の飛来から考える
冬といえば,雪を連想する人が多いと思うが,渡り鳥も冬のイメージの一つに数えられるだろう.渡り鳥というと,ハクチョウである.毎年,日本にどれくらいのハクチョウが飛来してくるのだろう?環境省によると,ハクチョウ類として合計65,144羽となっている(2020年4月27日時点の暫定値).ハクチョウ類というのは,オオハクチョウ,コハクチョウ,アメリカコハクチョウ,コブハクチョウ,ハクチョウ類種不明をいう.ハクチョウ類の中では,9割以上がオオハクチョウとコハクチョウである.オオハクチ