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世界に冠たる「中国」!?
「聖徳太子」に学ぶ「国防」・「安全保障」〜その5〜
今でこそ国際法などにより
国境が世界で明確に定められておりますが、
歴代の中華王朝、そして現中国は、
まわりの国々や地域ををつぎつぎと呑み込み、
巨大化していきました。
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これは歴史が明らかにしている事実です。
今後も中国の領土的野心、
というよりもむしろ
「世界の領土は中国のものだ!」
という中華思想に基づいた行動は
収まることはないでしょう。
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なぜなら、
中華思想とは
数々の王朝は滅びようとも、
何千年にも渡って残ってきた
「中国4000年の歴史」であると思い込んでいるからです。
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この歴史はそう簡単には覆らないでしょう(笑)
ちなみに、
我々日本人は、
少なからず欧米・欧米人に対し
コンプレックスを抱くことがあると思います。
それは、
身長であったり
スタイルなどの身体的特徴に関する場合もあれば、
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日本にはない欧米の文化や
思想・政治に対するものなど様々だと思います。
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我々日本人は、
欧米・欧米人に対し抱く劣等感・コンプレック
というものが日本のみならず、
「全アジアの人々共通の感情」と思いがちです。
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しかし、
この認識は誤りであると同時に、
日本人が中国人というものを理解できていない
という動かぬ証拠でもあるのです!
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どういうことでしょう?
じつは、
中華思想が根本にある中国・中国人にとって、
われわれ日本人が思うような
欧米に対するコンプレックスなど、
微塵も感じていないからです。
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ジャイアン的な「中華思想」
が根本にある中華大陸の人々にとって、
つねに「中国は世界に冠たる中国」なのです。
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このことを念頭に置いた上で歴史を見ないと
痛い目に遭いますし、
正しく歴史を認識することは困難なのです。
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同じアジアの国であっても、
日本と中華大陸では
思想や価値観が全く違うのです。
同じアジア人だからといって、
日本人の価値観で接すると
必ず痛い目に遭いますのでご注意ください・・・。
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何しろ、
中国・中国人にとって中国は、
「世界に冠たる中国」なのですから・・・。
ちなみに、
中国以外のアジアの国々は、
植民地として欧米に支配されていた歴史的背景もあり、
日本人のような欧米コンプレックス
を抱く国々も多いようです。
アジアにおいて、
中華思想が根本にある中国・中国人は多少特徴的
であるという事は理解しておくといいかもしれません。
中国人のご友人やお知り合いがいる方も多いのはないかと思います。
特に、
中国人の留学生は優秀な方が多いともっぱらの評判です。
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勘違いしないでいただきたいことは、
中華思想が根本にある中国人の方々も、
個々人個としては、皆いい人であるということです。
注意すべきは中国人の方々が複数になった場合です。
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中国人のみならず、
欧米人だって、ましてや日本人だって
複数人になると集団的心理(群集心理)が働き
気が大きくなり本性が出るものです。
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今後も中国からの留学生は
どんどん日本にやってきて、
果ては、
日本の大学のほどんどに
多くの中国人が留学してくることでしょう。
すでに地方の専門学校などでは、
学生の半分以上、もしくは9割以上が留学生・・・
という事例も少なくないそうです。
自ずと中国人の方々と接する機会も増えていくと思われます。
どうか、その際には
中国人の中華思想についてのお話を
思い出していただき、
特に集団の中国人に接する際には、
中国人一人一人が本当はジャイアンである
・・・。
ということを念頭に置いて接することを
お勧めいたします。
みんな、のび太くんになりましょう。
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聖徳太子から話が逸れてしまいましたが、
中華思想という概念を念頭に置いておく事で、
聖徳太子がいかに偉大な人物であるか
を知ることができるので、悪しからず。
以上が中華思想についての説明になります。
次回、
〜中華王朝による冊封体制〜
○「冊封体制」もまたジャイアンである
乞うご期待!