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第1回単独ライブ「青二才が木に登る」を振り返る青二才

はじめに

2023/3/2(木)
新宿ブリーカーにて夕方と夜の計2公演おこなった虎の巻 第1回単独ライブ「青二才が木に登る」は大盛況のうちに幕を閉じました。
両公演合わせてなんと80名を超えるお客さまにご来場いただき、たくさんの笑い声を聞かせていただきました。本当にありがとうございました。気がかりなのは、あの笑い声をモノとして保存することができない世の摂理です。保存して棺桶にいれてもらいたかった。そうすれば火葬中に炎の中から笑い声が聞こえるハッピーお葬式ができたのに。

また4/1 からYouTubeにて単独ライブの映像を公開しましたので、ぜひ当日観に行きたかったけど行けなかった…という方にも見ていただきたいです!損はさせません!もう一度見たいという方ももちろん大歓迎です。
YouTubeチャンネルはこちらから飛べます!

そして、YouTube公開のタイミングで単独のコンセプトやネタのあれこれを振り返ろうと思います。裏設定やネタ作りで影響を受けたもの、ルーツなど、あんまり見られても恥ずかしいのでメインの振り返りは有料記事にしちゃいました。もし映像を見てお金を出したい!なんて言ってくださる神様がいれば、この記事を購入したりライブに来たりしていただけたらこの上なく幸せであります。

ではどうぞ!!


単独のあれこれ

試し読みも兼ねて、先に1本目の「前日準備」の振り返りから。単独を見てもらったなら、そして記事を読んでいただけたなら、どうしてこの順番かわかってもらえるはずです。

1「前日準備」

またの名を「女子高生無双」
実はこのネタ、大枠を作るのが一番遅かったんです。これと次の「潜入捜査」以外のネタ5本が揃ったとき、シンプルに笑いやすいコント、言ってみればライブの一本目にふさわしいコントがないなと感じました。そしてどうしようどうしようと悩む本番2週間前。単独で舞台監督をしてもらった、同居人であり作家の上田に相談したところ「文化祭みたいに真剣に準備してたら変な行事って何だろう?」というタネをくれました。二人で出した結論が「避難訓練」。そこからボケの案がポンポンポンと浮かんでイケる!!!となりました。

というのも、単独終わりでネタの小道具を皆さんに手に取っていただいたりして写真撮影などしてSNSで拡散してもらえたら…なんて思ってたので、この設定なら顔出しパネルが作れる。しかも炎なら不謹慎でいいな。とビビっときたんです。ただ、丸一日をかけて作った全長130センチの炎は耐久性や会場の動線の関係上、EDで自分たちが中に入って写真を撮ることしかできませんでした。悔しい。
近くのスーパーを回って段ボールをもらい作り上げたあのパネルは、僕の思い出の中にある文化祭を、高校生活を鮮明に思い出させてくれました。

そして思い出した先にあったのは”リプトン”でした。シャツにリボンやネクタイをしてジャージの上着を羽織ったダンス部たちがリプトン片手に結束しているんです。このネタは始めこそ笑いやすさをテーマにしていたんですが、だんだんと僕のもつ思い出(偏見)を入れていくネタになりました。今回の単独では入れることができないと思っていた偏見的な要素を入れられてとっても満足しています。女子高生だったみなさんにも共感してもらえてたら嬉しいですね。男子は共感してくれてると信じてます。めっちゃ笑い声聞こえてたんで。

OPコント「本屋さん」

またの名を「歩く自己啓発本」
単独を見てもらったら分かるように、このネタは

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