最近の後悔。
子供の預け先でキャンドルナイトがありました。
事前に予定は聞いていて、予定を認識してはいましたが、 通塾の予定があるため、 あまり がっつり 参加することはできないなと 半ば 流していました。
通塾の日は毎週 とても忙しく仕事を定時で切り上げ 1分でも早く帰ることができるようにと道を急ぎます。 この日も同じように急いで退社し、 家に帰ったらすぐまた家を出て 子供の預け先に向かいました。
いつも迎えに行く時間は皆 教室で過ごしている時間ですが この日はたくさんの子供たちが外に集まっていました。 見ると優しいキャンドルの光が。 私たち 保護者を出迎えるように並べられているもの、子供たちが好きなキャラクターの形に並べられているもの。
暖かな光で出迎えてくれました。
もちろん中には我が子の姿も。周りのお友達と学年 関係なく楽しそうに キャンドルを眺めていました。
楽しそうだけど、 この後の予定のために帰ってきた私。 申し訳ないなぁと思いながらも、子供に声をかけました。 すると、 私の顔を見た子供は、 一気に 機嫌が 急降下。
さっきまで ニコニコしていたのに仏頂面に変わりました。
あーやっちゃった、、、とは思いながらも もう 迎えに来てしまったのでこのまま連れて帰ろうとする私。 言い訳のいい 我が子。 渋々 鞄を取りに行きますが、 諦められないような顔。 ゆっくり見ることはできないけどキャンドルの周りを一周回って帰ろうかと 提案 すると、 名残惜しそうに 1周回って出口へ 。
2人で外に出た途端、人目も憚らず 大きな声で鳴き始める 我が子。 普段泣くことはないし、 まして外で泣くことはもう1年以上なかったと思います。
その時に私は思い出しました、 子供だった頃の記憶。
時代もあるのかもしれませんが、 私の母は 自分の思い通りに物事が進まないと嫌なタイプだったので、 よく学校からの行事の手紙などをもらって帰っても、大きな行事でない限り スルーされていました。 行きたいと言っても取り合ってもらえない理由を教えてもらえないことも多かったです。 また予定を勝手に決められていることなども 多く、 一言 教えてくれればよかったのになあと思ったこともしばしば。
そう 、自分のことなのに選択権が自分に与えられなかったことをものすごく悔しく思っていました。
今回私が子供にしてしまったことはそういうことでした。
自分がされて嫌なことだったので 反面教師に。そう思い、できるだけ 本人の意見を聞いて 尊重するようにと 心掛けてきましたが 日々のバタバタ に追いやられてその思いもどこかへ。
やりたくなかったことをやってしまった 後悔、 あまり 機会がないことを体験させてあげられなかった後悔。 様々な後悔が自分を苛みます。
お風呂で約束しました。 絶対にとは 行かないと思いますが、 今後もできるだけ、 今以上に注意して 本人の意見を聞く。 そしてそれを尊重する。
子供は自分の予定を親任せにするのではなく、自分が関わっている先からの予定などは自分で確認をすること。 また出席したいなど 希望がある時はできるだけ 親に伝えること。
漢字も読めないものも多いので、なかなか難しいことだとは思います。ですが 預け先の担当者などからアナウンスはあったことだと思うので、 色々なことに気付くことができるように成長していくことが必要だと考えます。
成長には 必要なことだと思いますが 親も子もつらかった経験でした。
会社でも、自分より若い人が多くなってきました。だいたいこんな感じでいいだろう。 これでやってもらおう。 そう思って 押し付けてしまう前に一度 本人たちの意見を聞く場などを設けられるように自分の中でさらに意識を高めていきたいと感じました。