あんまり思い残すことはない(弱っている)
自己否定をやめる100日、現在停止中。
いま私は結構弱っている。
こんなこともそうそうないだろうと思うので記録しておこうと思う。
2024年大晦日の31日に発熱と酷い下腹部痛。
2025年元旦から仕事の予定だったがお休みし、緊急外来へ。父親が帰ってきていて車があったので助かった。
5時間待ちで阿鼻叫喚の院内に入り、高速の診察を受ける。(インフル・コロナ検査、レントゲン、尿検査、血液検査も驚く早さだった。普通に感動した。)
胃腸炎か膀胱炎だろうということで抗生物質と痛み止めと整腸剤をもらう。
2日、3日も仕事だったが、下腹部が痛すぎて歩けない為お休みする。この2日間でだいぶメンタルがやられる。
4日、仕事は週休だった。下腹部痛が良くなるどころか悪くなっている。婦人科系か?と睨み、三が日が明け、やっている緊急婦人科があったので駆け込む。
2時間待ちで呼ばれ、下から突っ込まれる検査をする。左卵巣が腫れていると指摘され、採血をされながら「週明けにMRIを撮りましょう」と言われる。
処方されたロキソニンを握りしめ、歩けないのでタクシーで帰宅し、会社に連絡する。
家にいるのに自分の仕事ができないのが苦痛で仕方がない。
会社には明日はロキソニンを飲んでひとまず出勤してみると伝える。
以前ここでも書いた気がするが、ここ数年私は「動ける」を更新し続けていた。
10代でうつと摂食障害になり、本当に全く動けなかったからマイナススタートで、年々動ける範囲もやれることも増えていっていた。
多分、2024年が「動ける」ピークだったと思う。
あ、ピークを決めるのが早いのは多分いま弱っているからだよ。
昨年のような仕事の仕方、動き方をずっと続けるのは無理だと常々感じていた。
朝から晩までの立ち仕事をしながらこなした非常勤一年目、嵐だった。
風が吹いているのか、ありがたいお声がけも多く、人との予定も多かった。ほとんど全てをこなした。習い事もひとつも辞めなかった。
この3日間何もできずに横になっていて改めて思うが、昨年は常に体内に異常な量の疲労物質があった気がする。体感ね。
今回の左卵巣の腫れが、癌なのか腫瘍なのかなんなのか、まだ何もわからない。
月並みなことを言えば、「止まれ」の合図であり、これまでの疲労の蓄積なのだろうと思う。
思い残すことはなくて、とかちゃっかり死ぬかもみたいなメンタルになっている(弱い)。
17歳で死ねなくて残った命と思っていたし、怖くはないんだけどね。
でも、本当に思い残すことはほとんどない。
博士取ったし、書店員も満足いくまでやった気でいるし、非常勤講師も経験したし、優しいお友達もいるし、妹は可愛いし。
そしてずっと会えなかった子に再会できたし。
やり残したことは博論本の出版(今年は出品予定の本を本格的に動かしてゆく予定)くらいなのよ。
もう、これだけだからさ。
これだけなはずなのに、なぜあくせく動いているんだろうね、私。
改めて不思議。生きるって面倒で複雑。
今回の身体の異常を妹に話したら「代わってあげたい」と言われた。
「それはだめだよ!?」とメッセージを打ちながらボロ泣きした。弱っている。
心が弱っているだけで、私は結局ガッツがあるタイプだから大丈夫なはずさ。