【実話】中学生の男女混合レスリング 75kg級 最後は女子が密着しながら男子を押さえ込み…

これまで自分が観てきた男女混合レスリングの試合で、おそらく最も重い階級だったのが、とある大会で行われた、中学生の75kg級の試合。

中学生で70kg台の階級ということ自体はさほど珍しくはないとは言え、そこで男女が対戦するとなった時は、かなり驚いた。

成人男性の自分が67kgであり、75kgというのがいかに重量級なのかが分かるだろう。

いくらまだ中学生で同じ階級とはいえ、女子にとってはひとたまりもないのではないか…

誰しもそう思うだろうし、試合を観る前はそう信じて疑わなかったが、これまた驚くべきことに、試合はそうした予想を完全に覆すものとなる。

大会について

その大会はいわゆる「全国大会」と言われるようなものではなく、地方規模のものだった。

75kg級には彼女を含めて4人の選手がエントリーしており、もちろん他の3人は全員男子。

中学生の部なのに、部門が男女で分かれていなかったかと言うと、決してそんなことはなく、小学生の高学年から、部門は男女で分かれていた。

それでは何故、彼女は男子と対戦することになったのか…考えられる理由の一つが、女子の部の階級が66kgまでしか無かったからというもの。

それでもエントリーしたのは、彼女にとって、男子が相手でも問題ないということなのだろう。

選手のプロフィール、試合の様子、雑感

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