行動障害について

今回は我が子のお話。

我が子は行動障害がある。他害、睡眠障害、パニックなど。。。

その結果、放課後等デイサービスでも強度行動障害の加算を取られている。

ちなみにだが、行動障害は様々な理由により分類される。受動的、孤立的、積極的、否定的などである。

種類、理由などによってアプローチの方法は違うが、行動障害があるということは本人が本当に困っているということでもある。

そして、同時に家族も本当に困っていることが多い。

それが悪化しないよう、自己肯定感を高めたり、理由を探したり、原因を排除したり、薬を試したり、、、とりあえず色々やってみるが、完全に行動障害を取り除くことは難しい。

特に特性によるものは取り除くのが難しいといわれている。

例えば、聴覚過敏の方がいて、掃除機の音がどうしてもダメだとする。

その場合、どう克服するかよりもどのように環境設定をすると気になりにくくなるか。という視点で考えた方が分かりやすいように思う。

例えば、、、すぐ横でずっとガラスをキーキーならされたらどうだろう?

自分なら、ならしている人に大声をあげてしまうかもしれない。

自閉症の方で聴覚過敏の方はそのような状況になっていると考えるとわかりやすい。

それなら、近くでそのような音を鳴らさないようにするか、ヘッドホンをつけるか、イヤーマフをつけるかみたいな対応にならざるを得ない。

間違っても、「ガラスの音を近くで聞いて我慢する」などという行動はしないはずだ。

親の立場から見たときに睡眠障害の子供さんがいて、夜遅くまで起こされ、朝方も早くから起こされていると本当にきつい。それ以外の言葉がない。

その結果、子供に対して強く当たったり、周りの人の配慮不足に対し怒りをぶつけたり。。。困った親として見られることも少なくない。

もし、そのような親御さんと話す機会があったら、その全部を受け止めて、頑張ったね。と言ってほしい。

正直、どうしようもないのだ。精一杯頑張って、子供に裏切られ、周囲に裏切られてしまったように感じられるのではないかと思う。

そのような状況の時に誰か一人でも理解してくれる人がいると、親は本当に救われる。

そして、親が変わらないと子供もなかなか変われない。どんなに大変で、どれほど投げ出したくて、誰からも褒められなくても、親はほかの人になるわけにはいかないのだ。

発達障がいに携わると当事者の支援のためには家族支援は避けて通ることができないが、本当に難しいものだと思う。

それでも支援者の方には諦めず、丁寧に接してほしい。

結論を言うと、当事者と家族には優しくしよう!!(※タイトルと違って適当)

そして当事者の家族である私にもみんな優しくしてほしい!!

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