大牟田の児童発達支援事業所として、発達支援事業所 ひらそるの芽ができる事

法人名:合同会社ひらそる大牟田

事業所:発達支援事業所 ひらそるの芽

住所:大牟田市明治町2丁目4

TEL:0944-85-7272

Mail:girasolomuta@outlook.jp


大牟田の児童発達支援事業所として2020年4月にオープンして約4ヶ月、コロナ、水害など多くの事もあり、順風満帆とは言い難いが、徐々に利用希望の方も増えてきており、あと一息で軌道にのるところまできている。

ただ、コロナは大牟田で拡がっており、他の児童発達支援事業所では利用が難しい子供さんもいるという。

発達支援事業所 ひらそるの芽ではできるだけ子供さんを受け入れられるよう、手洗い、うがい、備品の消毒、マスク、検温など当たり前のことを徹底できるよう取り組んでいる。

これ以上大牟田でコロナが拡がらないよう願うばかりだ。

発達支援事業所 ひらそるの芽は保育所等訪問支援事業所、児童発達支援事業所としての機能を有しているが、今回は特に児童発達支援事業所としてこの大牟田という場所で何ができるのか、何をしていくべきなのか、将来の展望はということについて考えていることを書いていく。


1.大牟田で何ができるのか

現在、大牟田に児童発達支援事業所(多機能型も含む)は全部で6ヵ所ある。その中で、発達支援事業所 ひらそるの芽の特色としては療育(個別・集団)、保護者支援、定期的な保育所等訪問支援などがある。

もちろんそのどれもが大牟田の他の児童発達支援事業所でも受ける事が可能ではある。では発達支援事業所 ひらそるの芽の一番の特色はというと、保護者支援ではないかと思う。

まず、代表者兼管理者である、自分自身が当事者の親である事、他にも今後雇う予定の方も含め計5名の当事者の親がいる。

正直に言うと親にしか分からないことというのがある。どれだけ素晴らしい支援者と言われる方でも、あれ?と思う瞬間があり、それは当事者の親にしか分からないことでもある。

もちろん子供によって特性が違い、分かること分からない事がある。しかし、総じて親は本当に苦労し、本当に苦労するゆえに親自身がとってしまう望ましくない行動という事も理解できる。

親の気持ちに寄り添い、一緒に子供の療育を進めるために考えていくことが出来る。それは発達支援事業所 ひらそるの芽の大きな魅力の一つであると考えている。


2.大牟田で何をしていくべきか

大牟田に足りない事が多くあるというのは以前書いた通りだが、具体的に何が足りないのだろうか。

その一つ目はショートステイだ。特性にもよるが、発達障がいのある子どもさんと一緒に過ごすのは本当に繊細な心配りや支援が必要で、大きな労力を必要とする。

児童発達支援事業所などであれば、1日預かることは可能だが、夜、土日、連休などはもちろん親が一緒に過ごす必要がある。

子どもの特性によっては親の両親も預かるのが難しいといわれることも多い。

そのようななか、親が疲れた時に預かってもらったりできるのもショートステイの魅力の一つだ。

大牟田には児童発達支援事業所を利用されるような小さなお子さん向けのショートステイはない。

もちろん保護者の愛情が必要不可欠な時期ではあるが、疲れているとうまく愛情をかけることができなかったり、きつく当たってしまいがちである。

そのように親がゆっくりできる時間はとても重要だ。

二つ目は小学校以降の療育施設だ。もともと柳川療育センターで療育を受けられているお子さんもいるが、小学校以降は使えない。

もちろん小学生以上の子供の療育を受け入れてくれる病院、施設も多少はあるが、圧倒的に足りない現状がある。

もちろん他にも足りないものはたくさんある。

しかし、すべての事は出来ない。そのため、上記の2点は大牟田の他の事業所がしなければ発達支援事業所 ひらそるの芽でやっていきたい事業だ。


3.将来の展望について

今大牟田という場所で、児童発達支援事業所のような場所で、子供さんの発達の支援をする拠点というのはあまりない印象だ。

発達支援事業所 ひらそるの芽の目標は福祉のサービス、有償サービス、ボランティアなど様々な形を用いながら、できる支援を増やしていくことだ。

一つの形に囚われてしまうとどうしてもそれに当てはまらない方はそこから漏れてしまう。

そのため、出来る範囲でだができるだけ多くの方を救えるような仕組みを作っていきたい。

そして、ゆくゆくは困ったらひらそるにくれば何とかなる。そういう場所を目指していきたい。

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