子どもが満たされるとき
先日、あるお母さまとお話をしました。
今まで子どもに不自由なく
物を与えてきたけれど、
それでもお友達のものを欲しがったり、
羨ましがったり・・・・
とのことでした。
こういった悩みを抱えていらしている方も
いらっしゃると思うので、
シェアさせていただきます。
物があっても、
それが本当の意味で
子どもを満たしているかというと
そうでもないのです。
それが大人と子どもとの
差かもしれません。
お友達のことを羨ましいと思ったり、
そういった思いは
誰しもが思うことでもあります。
でも、自信を持っていたり、
自己肯定感を持っていたりすると、
人と比較したりせずに、
お友達の持っているものを事実として
受け止めて、
「素敵だね、僕にも貸してくれる?」
「見せてくれる?」
などとなったりします。
子どもにとって満たされるものは、
褒めるでもなく、
褒美をあげるのではなく、
行った事実を認めること、
そして、
気持ちを共有すること、です。
お話していくうちに、
お母さまは子ども目線ではなく、
大人目線で物を選んでいましたと、
気付きがありました。
高価なものよりも、
例えばお子さんが絵を描くのが大好きなら
画用紙を用意する。
それだけでも、子どもは満たされるのです。
絵をたくさん描いて、
子どもの心が満たされる。
できた!という満足感と達成感。
そして、絵は楽しいなという、ワクワク感。
お部屋におもちゃがたくさんあれば
いいというものではないのです。
この記事を書いていくうちに
子どもを観察すること
何が必要かよく視ること。
改めて大切ですね。
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