これ以上のリハビリはない。と言われた。【ギランバレー症候群の奇跡】24
2024年9月8日 リハビリ専門病院に転院して2日目。
ここの食事はおいしい。初日も思ったがよくいう茶色のごはんではなく、色とりどりで酸っぱいやら甘辛いやら色んな味がして、食べることが楽しくなってきた。朝はパンが出て1か月ぶりに食した。
初日にも言われていたんだけど、理学療法で2日目の日に「6分間歩く」というテストがあるから伝えておくねと。
それがまさか今日の午後に突然やってきた。
4メートルしか歩いたことがない私にとって、どこにも捕まらず、手放し状態で「6分歩く」ってどういうこと?
本当にやらなきゃいけないの?
ここの病院に来た人はみんなやるんだってさ。
「じゃぁ、新井さん、これから、あそこまで歩いたら戻ってきてね、それを何回も繰り返して6分経ったらおしまい。途中で疲れたら手放しで立ったまま呼吸を整えていいから。」と言われ
「本当にそんなことやるのかよ~~拷問じゃぁ~泣」と思ってた。
理学療法士のITさんはストップウオッチを持って「はい、スタート!」と言う。芳子は歩くっていうかただ、前に進むって感じで歩いた。風景がフラフラしてはやく、折り返し地点に行きたいと思った。
身体が重く、ずっしりと重くなんかもう嫌だと思ったけど、負けず嫌いなので前に進んだ。
足の裏がとてもジンジンして痛いのなんのって!
私の体重、全部、足にかかってきてる。
もうだめだ~と思ったとき4分が経過していた。計算して400メートル弱歩いたようだ。疲れたときはその場で立って休み、20秒したらまた前に歩くを繰り返し6分経ったら「はい、おしまい。」と言われ、
椅子に座った。
疲れたというか、とても息切れがしてしまい、ぼけ~っとなってしまった。
ここのリハビリ病院はこれからどれぐらい入院して治療していくかのテストをやっていると言っていた。そしてこれ以上のリハビリはないとも言っていた。