
ヤードムまでの軌跡
実はこの歳になっても、日本を出たことがない
なんなら、関西から出たことすら10回もない
出不精なわけではなく
むしろ海外にはとてつもない憧れを持っている(笑)
ただ、機会と時間と予算がないまま、40数年が過ぎた
ここ最近、仕事の関係でよく連絡を取る人が、友達とタイに行くとのことで
「何か欲しいものがあれば、事前にリストをくれたら買ってくるよ」
嬉しいお声がけを頂いた
タイコスメがとても気になっていて
灼熱の国で、タイ女子たちの顔面をカバーするコスメ!
そのカバー力はいかほどなのか?
欲しい!!
だけど・・・
年配の男性なので、コスメは何かと負担が大きかろうと
どこでも手に入りそうな、こちらの商品をお願いした

ドン・キホーテで買えるけどね(笑)
しかし!
このヤードム購入が大変だった
タイへ飛び立った友人
海外渡航は慣れているはずなのだが、やたらとLINEが来る
「プーケットへ行く予定だったが、バンコク経由に変更になって
ドンマン国際空港で暇にしている」
「暇ならヤードム買ってきてください」
「ヤードムて何?」
(いやいや、言うたやん、渡航前に写真も見せたやん)
「嗅ぎ薬です」
「薬なら空港じゃなくて薬局じゃないの?」
「ドンマン空港のセブンイレブンに売ってます」
このLINEから5日後、友人は手ぶらで帰ってきた
ヤードムが分からなかったらしい
(なんでやねん)
まぁいいよ
どうしても欲しかったらドン・キホーテでもいいし、Amazonでも買える
すると翌月、友人は「またタイに行く」と言う
「次はヤードム買ってくる」
「前回はWi-Fiの具合が良くなくてLINEの写真やPDFが開けなかったんだ」
「今度はそんな事にならないよう紙に写真を印刷しておいて欲しい」
有難いけどね
有難いけどさ、そこまでしてくれなくても・・・いいよ?
しかし友人は大真面目
ならば、ということでヤードムの写真や、ついでにコスメ、お茶の葉、スキンケア用品など7点の写真を印刷し
折りたたんで、旅のしおりみたいにして手渡した
(バンコクのどのショップに売っているか・・・まで記載した)
「これなら財布に入るし、忘れることも、なくすこともないわ!」
友人はたいそう喜んで、また意気揚々と渡航した
今回は渡航中のLINEもなく、10日後に再会し無事にヤードムを受け取った
ヤードムだけ(笑)
他のは何一つ見つからなかったらしい
タイに年に数回行くひと
タイに親戚がいるひと
タイに毎月行くひと
その他諸々
5人で渡航したから「タイに詳しいからヤードム見つけてくれたわ!」
そんなにタイに詳しいのに、ヤードムし・か!見つからんのか?
色々と突っこみどころがあるのは置いといて・・・
ヤードムです
これね、嗅ぎ薬
スースーする匂いがして、この匂いを嗅ぐと鼻がすぅーっと通る
鼻炎持ちのうちの子ども達に欲しかったんです
私はデスクワーク中のリフレッシュに使っています
小さいのに1ヶ月くらい吸い続けても匂いが残ってて持ち運びにも便利
でもね
このヤードムをあれこれ検索するとホンマかいな!?な情報がチラホラ
ホンマかいな・その①
タイは高温多湿の気候のため、気分が悪くなり倒れる人が多いため、ヤードムを吸って卒倒を防止している
(タイ人そんなに倒れるの!?)
ホンマかいな・その②
タイでよく見るバイクタクシーの運転手はみんな、ヤードムを鼻に差し込んだまま運転している
(ちょ、シュール過ぎるやろ!ウケるwww)
ホンマかいな・その③
ムエタイ選手の休憩時にコーチがタオルとヤードムを渡し「しっかりしろ!これで集中力を高めろ!」と喝を飛ばすらしい
(立つんだジョー!的な?)
その他、メンソールの成分が鼻の粘膜を刺激して、鼻炎を引き起こす可能性があるので、乱用には注意・・・とかとか
諸説ありありなヤードム
とりいそぎ、我が家では普通に匂いを嗅いで、スッキリしています
ちゃんちゃん