☆新譜・新刊 入荷ご案内 [2024/9/20]
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輸入盤CD 入荷のご案内を掲載いたしました。
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フォーレ:レクイエム Op. 48 (1900年版)/グノー:クローヴィスのミサ
- FAURE, G.: Requiem, Op. 48 (1900 version) / GOUNOD, C.-F.: Messe dite de Clovis -
ガブリエル・フォーレ - Gabriel Faure (1845-1924):
1-7. レクイエム Op. 48 (1900年版)
Introit - Kyrie (Chorus)
Offertory (Baritone, Chorus)
Sanctus (Chorus)
Pie Jesu (Soprano)
Agnus Dei (Chorus)
Libera me (Baritone, Chorus)
In paradisum (Soprano, Chorus)
シャルル=フランソワ・グノー - Charles-Francois Gounod (1818-1893):
8-13. クローヴィスのミサ
Kyrie
Gloria
Credo
Sanctus
Benedictu
Agnus Dei
ルイ・オーベール - Louis Aubert (1877-1968):
14. おお、救いのいけにえ
アンドレ・カプレ - Andre Caplet (1878-1925):
15. アダージョ
※録音: 2022, Chapelle de Confl ans, Charenton-le Pont, France [59:08]
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[ニケがフォーレのレクイエムを再録音、カップリングはグノーほかの秘曲]エルヴェ・ニケとその手兵ル・コンセール・スピリチュエルによるフォーレのレクイエムが登場。ニケは2014年にもフランダース放送合唱団と共にフォーレを録音しているので、約8年をあけての再録音ということになります。前回同様今回も1893年版を元に、ファゴット、トランペット、トロンボーンとティンパニを省くという処置を取りました。演奏は作品の美しさをたっぷりと歌い上げるとともに、ニケらしい筋肉質の表現も随所に聴かれ、なかでも「サンクトゥス」の力強さは特徴的。「レクイエム」の定番の新たな魅力を引き出しています。カップリングにはグノーが1891年に着手し、その歿後1896年に出版された混声合唱とオルガンのためのミサ曲を収録。1871年の普仏戦争敗北後のフランスで守護的な象徴として注目されていた、メロヴィング朝フランク王国の初代国王クローヴィス1世(466頃-511)の洗礼1400年記念を意識して書かれたものとされ、「クローヴィスのミサ」の名が付けられています。グレゴリオ聖歌を元にし、パレストリーナなどルネサンスの手法を参考にしつつ、グノーらしいユニークさも兼ね備えた作品です。これら2曲の後奏として収められているのは、ルイ・オベールによるソプラノ独唱、ヴァイオリン独奏、合唱とオルガンによる宗教的な小品と、アンドレ・カプレが宗教的儀式のために書いたヴァイオリンとオルガンのための一種の瞑想曲。なかでもルイ・オベールは1888年に行われたフォーレのレクイエム初版の初演時に、ボーイ・ソプラノとして「ピエ・イエズ」を歌った縁があります(さらに後年にはピアニストとして、ラヴェルの「高貴で感傷的なワルツ」の初演も行っている才人)。ヴァイオリンのソロはル・コンセール・スピリチュエルのコンサートマスターを務めるほか、ソリストとして世界中で活躍するシュシャーヌ・シラノシアンが担当、技術と表現の両面で冴えわたった演奏を聴かせています。
ル・コンセール・スピリチュエル、エルヴェ・ニケ (指揮)/Concert Spirituel Ensemble, Niquet
12408019 / 3250 円 / ALPHA / 輸入盤 ご注文へ
プーランク:人間の顔
- POULENC, F.: Figure humaine (Clear Voices in the Dark) -
1. ヘンリー・タッカー - Henry Tucker (1826-1882):
ホエン・ディス・クルーエル・ウォー・イズ・オーヴァー「ウィーピング、サッド・アンド・ロンリー」(編曲:M. ガード)
2. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第1曲 世のあらゆる春のうち
3. 伝承 - Traditional:
ジョニーは戦場へ行った(R. ジェファーズによる合唱編)
4. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第2曲 歌いながら修道女たちは突き進む
5. フレッド・バックリー - Fred Buckley:
ブレイク・イット・ジェントリー・トゥ・マイ・マザー(M. ガードによる合唱編)
6. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第3曲 獄中に埋められた死者の沈黙のように
7. 伝承 - Traditional:
あのジョニーはもういない(A. パーカーによる合唱編)
8. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第4曲 お前、私の耐えるもの
9. ウィリアム・オスカー・パーキンス - William Oscar Perkins:
兵士の記念日(編曲:M. ガード)
10. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第6曲 昼に慄き、夜に怖れる
Figure humaine, FP 120: No. 6. Le jour m'etonne et la nuit me fait peur …
11. 伝承 - Traditional:
ワーキン・フォー・ザ・ドーン・オブ・ピース(編曲:R. ジェファーズ)
12. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第5曲 空と星を笑いながら
13. ウィリアム・ヘンリー・モンク - William Henry Monk (1823-1889):
日暮れて四方は暗く(編曲:M. ガード)
14. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第7曲 赤い空の下の脅威
15. ジュリア・ウォード・ハウ - Julia Ward Howe (1819-1910):
リパブリック讃歌(編曲:M. ガード)
16. フランシス・プーランク - Francis Poulenc (1899-1963):
人間の顔 - 第8曲 自由
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1943年、第二次世界大戦下の混乱した世界情勢の中で作曲されたプーランクのカンタータ「人間の顔」は、演奏には高い技術を求められることで知られています。アメリカの精鋭たちが集う声楽アンサンブル「スカイラーク」が歌うこのアルバムでは、指揮者マシュー・ガードの発案で、占領下フランスの人々の苦悩を映し出したポール・エリュアールの詩を用いたこの「人間の顔」に、南北戦争(1861-1865)時代の歌を組み合わせるという斬新な試みが行われています。ガードは南北戦争にまつわる様々な合唱作品を探し出し、適切な編曲が見当たらなかった場合は自身で編曲を行い収録。戦争の時代を耐え抜く人間の力強い精神へと捧げています。
スカイラーク声楽アンサンブル、マシュー・ガード (指揮)/Skylark Vocal Ensemble, Guard
12407014 / 2800 円 / Dorian Sono Luminus / 輸入盤 ご注文へ
バークリー:子守歌/沈黙を話す/マグノリアの木
- BERKELEY, M.: Cradle Song / Speaking Silence / The Magnolia Tree (Collaborations) -
マイケル・バークリー - Michael Berkeley (1948-):
1-8. 俳句1 「鳥たち」
I. Blackbird in Birdbath
II. Red Kite
III. Starlings
IV. French Partridge
V. Goldfinches
VI. Blue Tits
VII. Crows, Rooks and Ravens
VIII. Barn Owl
9. 友人を亡くしたときのメモ
10-15. 俳句2 「虫たち」
I. The Fly
II. The Moth
III. The Bee
IV. The Spider
V. The Ladybird
VI. The Maybug
16-21. 沈黙を話す
No. 1. Blow, Northern Wynd
No. 2. Echo
No. 3. And is it Night?
No. 4. The Ragged Wood
No. 5. Pere du Doux Repos
No. 6. Blow, Northern Wynd
22. マグノリアの木
23. バビロン川の上で
24. リリースド・バイ・ラヴ
25. 子守歌
26. 聴いて、聴いて、おお我が子よ
27. ゼロ・アワー
28. マグナ・カルタ・テ・デウム
[73:12]
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1948年生まれの作曲家マイケル・バークリーの作品集。レノックス・バークリーの長男として生まれたマイケルは、英国王立音楽院でピアノと歌を学ぶかたわら、ロック・バンド「Seeds of Discord」で演奏、多彩な才能を発揮しました。彼が作曲活動に本格的に取り組んだのはリチャード・ロドニー・ベネットに師事した20代後半から。やがて1979年には、スコットランド室内管弦楽団のアソシエイト・コンポーザーに就任するなど注目を浴びるようになります。以降、数多くの作品を発表してきたバークリー、このアルバムでは彼の数多くの友人たちとのコラボレーションから生まれた作品を集めています。俳句からインスパイアされた2つの曲集では、ピアノのクレア・ハモンドとチェンバロのマハン・エスファハニが演奏。親しい友人を亡くした悲しみから生まれた無伴奏ヴァイオリンのための作品や、ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアとペット・ショップ・ボーイズのニール・テナントをフィーチャーした「ゼロ・アワー」まで、マイケルの長年の作曲活動から生まれた魅力的な作品が楽しめます。
アリス・クート (メゾ・ソプラノ)、ベンジャミン・デュラント (テノール)、BBCシンガーズ(23-26,28)、ジュリアス・ドレイク (ピアノ)、マハン・エスファハニ (チェンバロ)、クレア・ハモンド (ピアノ)/Coote, Durrant, BBC Singers, J. Drake, Esfahani, C. Hammond
12406018 / 2650 円 / Orchid Classics / 輸入盤 ご注文へ
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