のめり込めない
40回は素晴らしかったけど、41回はまたモヤモヤが残る回となったひかきみ。
箇条書きで残しておく。
①今まで御簾はあってなかったような物なのに、敦康様が御簾越えをした!許せん!っていきなりなってた。御簾の設定を都合よく使いすぎだし、御簾越えタブーを今まで描いてこなかったツケが出て矛盾感。御簾越えタブーを描くのなら最初から描いておいて欲しい。やったらドラマにならないけど。
②敦康→彰子とか、妍子→敦明とか、和泉式部→頼通とか、いちいち記録にないカップルを作ろうとする。まあ一線超えなければいいか…
③何度も言ってるけど、全てのことはまひろとの約束のため。多少やり方は強引だったとしても、っていう道長の思いには全くもってリアリティがない。何十年も燃えるような思いを継続できる???まひろ好き過ぎだろ。そんなに好きなら正式に妾にすればいいんですよ。条件は整ってるし。権力に物言わせて妾にしろよ。
④惟規が死んだことをキッカケに賢子とまひろの仲が軟化したのはいいんだけど、やっぱり唐突感が否めない。これは道兼が道長の一言で急激に善人化した時に似ている。人の心ってそんなに急には変わらんよ。丁寧な心情の積み重ねが足りない。だから唐突感が出てしまう。
➄清少納言を恨みたっぷりの人物に描いたのは許せん。やっぱり格下に見てるんじゃない?あの記事に書いてあったように。主人公周りを無理矢理上げるために対抗勢力を下げる、いつものやり方。
主人公周りを下げてもいいじゃない?苦悩、葛藤、反省、孤独、絶望、そこを乗り越える姿を描いてみてほしい。
ただの恋愛脳なんだよ、今の道長は。