2024年ナビメーカー新作の感想:CarPlay、Android Auto対応
前置き
今年の年初にGR86が納車され、社外のカーナビを選定した。その際、ATOTOなどの中華Androidか国産かで迷ったが、結局国産ナビにした。
理由は、Google Mapなどのナビアプリが使いづらいと感じたことと、GR86の9インチダッシュに入るATOTOの機種が無かったからである。とはいえ、YouTubeを見たいときもあるので、Fire TV Stickは活用している。
Androidナビの隆盛
その時に思ったのは、国産のガラパゴスナビは、早晩、Androidナビにシェアを奪われていくであろうということだ。Androidナビの多くは、チューナーや光学ドライブも無いが、アプリが豊富に使えて、しかも安い。
機能面では、やはりGoogle Playのエコシステムを使えるのは大きい。ホンダもGoogleビルトインナビを導入し始めており、米国向けにはGoogleを活用していく方向のようだ。
国産ナビもせめて、CarPlay、Android Autoには対応して欲しいものだ(ALPINE製のナビでは一部対応があるが)。
2024年ナビメーカーの出方
今年の各社新作モデルが発表されたが、ケンウッドの彩速ナビは、CarPlay、Android Autoに対応してきた。これは結構驚いた。これらの導入には消極的に見えていたからだ。Google Mapを使われたくないだろうし。
一方、パイオニアのサイバーナビは、ストリーミングビデオということで、YouTubeをブラウザで見れるようになった。しかし、レコーダ連携なども搭載しており、まだまだガラパゴス風味に溢れている。
サイバーナビを良く調べてないので不明だが、YouTube再生と地図と2画面表示できるなら便利かもしれない。CarPlayは、純正のナビと同時には表示できないから。だが、やはりスマホ連携でできることは色々あるし、CarPlayを使える彩速ナビの方が人気が出るのではないかと、個人的には考えている。