人生初のヒッチハイク part5
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浜松駅に着いた後はひとまず駅周辺を見て回ることに。
なにより二人とも来たことが無かった土地だったので、全てが新鮮に見えることもあって何を見ても興奮することができた。
ある程度景色を見終えて満足した後、相方と今後の行動を相談することに。
各自の案としてはこうだ。
私：「浜松駅周辺で一番栄えている飲み屋街に出て色々な店を巡る」
相方：「とりあえず「さわやか」というハンバーグを食べに行きたい」
という案が出た。
「さわやか」というハンバーグ自体は「静岡に行ったらみんなが食べているもの」としてインスタなどで見て私も知っていたので、「せっかくなら「さわやか」に行こうか！」となり調べることに。
すると「さわやか」はチェーン店であるものの、私達が訪れていた浜松駅の周辺には「浜松遠鉄店」の一店舗しかなかった。
いざ店に行ってみるとこの看板が。
「今日が土曜日であること＋「さわやか」のハンバーグ屋自体が有名」ということもあってか、夕方の６・７時であったにも関わらず、来店客が多く既に受付が終了していたのだ。
では「他の店舗に行ってさわやかを食べよう！」ということになったのだが･･
① この店舗以外の近隣店舗は全て最低数キロほど距離があって、他店に訪れる為には車が必要
② もし歩きorタクシーorバスなどの手段で行ったとしても、さわやかの公式サイトで待ち時間を確認したところ、最低１時間～１時間３０分は待つ必要があること（さわやかは全店舗で予約することができないから）
③ 何の手段を選択して他店舗に行ったとしても、順番を待っている間に受け付け終了になってしまった場合、せっかくの限られた時間やお金を無駄にしてしまうことになる
ということが調べた結果分かった。
その時点で、今回の「ヒッチハイク浜松編」において「さわやか」を食べることは不可能（もし食べるならば翌日）と判断し、私が挙げていた案である「浜松駅周辺で一番栄えている飲み屋街に出て色々巡る」 という予定に変更することに。
相方は予定を立てる・臨機応変に対応するタイプでは無く、本来決めた目的を達成することが一番重要だというタイプ（なぜか私の非常に仲が良い数人は全てこのタイプなのだ笑 しかし頑固過ぎることは無く素晴らしいバランス）であり、その中でもこの「さわやか」はどうしても食べたかったらしく珍しく非常に文句を言っていた😆
しかし無理なものは無理なので、なんとかなだめて街に。
浜松駅周辺の飲み屋街は駅から歩いてすぐの場所にあった。
飲み屋街が軒を連ねる場所はというと、この日が土曜日だったこともあって非常に人が多く活気があった。この日の飲み屋街の中心だけを見た際、体感で言えば「多い時の京都の飲み屋街の中心と同レベルな人の量」であった。（京都は外国人が多過ぎ、浜松は外国人が少なすぎるが笑）。
ということもあり、飲み屋街の気になるお店を訪れてみるものの、どのお店も軒並み人が満員で入る事が出来なかった。
ある「名物の浜松餃子が食べられる事が売り」のお店では、まさかの１時間３０分は待ちます！と言われたほどだ。
３店舗ほど店を訪れて全て断られた結果、私は「鰻を食べに行こう！」と彼に提案する事に。
それは名物である「浜松鰻」を食べたら最高に美味しいだろうし、鰻自体はある程度の値が張るので人も少ないのではないかとの判断からだった。「美味しい食べ物を食べられる＋せっかくの時間を無駄にしない」ことは私にとって最も重要だったのだ。
彼もあまりにも店に入れない現実を理解したこともあり、私の提案に快く承諾してくれたので、早速「鰻を食べられるお店」を探すことになった。
「part6に続く」
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