人生初のヒッチハイク part9
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気付いたら朝5時。クラブにいることができる時間ももう終わりだ。
気絶している相方を起こして外にでる。
外に出たらまだ暗く寒い+お酒で酔っていて最悪の気分だった。
次入れる店を探そうにも全く無く、周辺のマクドナルドが朝6時から開くのでそれまで歩いたり道ばたに座ったりして時間を潰すことに。
もうすでに冬が来ていることを感じさせるような気温であり、ヒッチハイクを真冬にやるのはリスクがあるなと感じる瞬間だった。
(日本も韓国のように昼11時ぐらいまで開いてて欲しいわ!ヒッチハイカーの時間つぶしのことも考えて!!笑)
朝6時、オープンと同時にマクドナルドに入った後、ホットコーヒーを飲みながらお互いケータイを充電することに。
今後の予定を話すのだが、お互い眠気がピークでまともに話す事が出来ない笑(限界で食べたマクドナルドは全く味がしなかった笑)
充電の時間を待つ間、仮眠して外に出たのが朝8時ごろ。
店を出た後はケータイを使って調べることに。そこでわかったのは、「周辺の銭湯に行こうとしたのだが銭湯が無いこと」と「泊まる部屋はすでに満員で埋まっていて無いが、シャワーだけは入ることができるネットカフェがあること」に気付き、とりあえずシャワーだけ入る事に。
それがここ!
「アプレシオ 浜松ビオラ田町店」
このネカフェ、入り口が地下にあり降りていくのだが、看板は汚くても中は綺麗だった。
シャワーの使用に関してスタッフに聞いたところ、30分ごとにお金がかかるとのことだったのでお互い速攻でシャワーに入って出た。普段相方はシャワーだけ入るにしても30分以上は最低かかる(女の子よりヘタしたら長い)のだが、お金がかかわると烏の行水だった😆
このネカフェ、マンガやダーツなど多種多様なものがあって楽しめそうだったので、普通に利用するのでも、朝方始発までの時間つぶしをするのでも、繁華街から近くにあるのでここに来れば間違いはないだろう。
シャワーに入ったこともあり、一度リフレッシュしたのでお互い眠気が飛んでまともに話せるようになった。とりあえず店に出た後は今後どうするかを相談。
そこで出た結論は「ヒッチハイクで名古屋まで行こう!!」というものだった。
しかし繁華街周辺の道で捕まえたとしても名古屋方面に行く車が少ないだろうと判断し、「名古屋方面に行く車を捕まえる為」に「浜松IC」までタクシーで行くことに。
だがこの判断が大きな間違えだったことに後に気付くことになる。
ここから「2日目のヒッチハイク」がスタート。
「浜松IC」の周辺は「ローソン(コンビニ)・ガソリンスタンド・道ばたにあるスペース」など「車を少し停める場所」が豊富にあったので、時間はかかるが車は止まってくれるものだと考えていた。
しかし1時間たっても2時間たっても車が止まることは無い。
行き先を見るとほとんどの車がICを上がっていくし、私達の横を通り過ぎる車の人もこちらを見てくれるものの、乗せてくれることは無かった。
こんなに「車を簡単に停めることが出来る」「ICに入る車ばかりが通る」好条件の場所でも乗せてくれない現実を知ると共に、ヒッチハイクをするなら「PAかSA一択」ということを理解したのだった。
「ここから歩いて行けるPAはないのか?」と検索した所、名古屋方面に行ったところに「三方原PA」があり、そこは歩いて入る事が出来ることに気付く。タクシーをに乗ってお金を使ってまで好条件の場所に行くならば、あらかじめ「三方原PA」に行っていれば良かったのだ。お互い寝ていないこともあって判断が鈍ってしまっていたが、結果的に「「浜松IC」で行なったヒッチハイクは時間を無駄にロスするだけ」の結果となった。
しかし「浜松IC」から「三方原PA」までは非常に遠い。
大体「6.7キロ」あり、現在の体力を考えると現実的に歩いて行ける距離では無かった。
この事実を知って相方は「ここで粘る」判断が正解だと主張していたが、私はここから2.3キロ先のイオンモールに向かって歩いて一度休憩することが正解ではないかと提案することに。(そのイオンは「三方原PA」にも近づくのだった)
相方も体力的に歩くのは困難だったようだが、現在の車を停められていない現状を鑑みた結果、渋々了承してもらいイオンまで移動することに。
ヘトヘトの状態でイオンに到着した後は、フードコートでご飯を食べることに。
しかし「疲れがピーク」×「満腹」は永遠の眠りへと私を誘うのだった。
そこからの1.2時間の行動は記憶喪失している。
相方はあまりお酒を飲まない+クラブで寝ていたので、大量に飲酒+ほぼ寝ずにクラブを楽しんでいた私よりも意識がしっかりとしており、「イオンから三方原PA」までの行き方を調べて案内してくれた。本当にありがとう!!
彼が調べてくれた情報によると、「イオンから三方原PA」まで安く行く方法は、イオンから出発しているバスに乗れば1度乗り換えはあるものの着くらしい。お互いフードコートでご飯を食べて休憩し終えた後、そのバスに乗って移動。
私はほぼ気絶状態で動いていたので、写真も撮っていなければ記憶も無い。その為この記事で詳しく説明することが出来ないことが申し訳無いのだが、気付いた時には無事三方原PAに着いた。
その時の時刻はすでに昼1時過ぎだった。
「part10へ続く」