シティポップのこれまでと今を味わう展覧会 「ART in MUSIC シティポップ・グラフィックス」7月16日(土)より開催
2022年7月16日(土)より、東京建物京橋ビル1階のBAG-Brillia Art Gallery-にて、展覧会「ART in MUSIC シティポップ・グラフィックス」が開催されます。
ギンザレコードは7月16日(土)~26日(火)、場内のシティポップ専門ポップアップショップ「レコードマーケット」に参加します。
皆様のお越しをお待ちしております。
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東京建物が2021年10月にオープンしたBAG-Brillia Art Gallery-は、「暮らしとアート」をテーマにした展覧会を企画・開催しています。今回の展覧会は「暮らしと音楽」を主題とし、シティポップを取り上げます。
シティポップは1970年代に日本で誕生した音楽ジャンルで、洋楽の影響を受けた洗練されたサウンド、都会の情景を描いた歌詞が特徴です。2010年代に入り、ネットコミュニティを通じてシティポップが海外で注目され、日本でも再び脚光を浴びています。そして、シティポップは音楽とともに、レコードジャケットを彩る、都会的でリゾート感溢れるグラフィックスにおいても、日本のアートシーンに大きな影響を与えました。
この展覧会では、シティポップを日本の文化遺産ととらえ、その歴史を飾る約300枚のレコードジャケットを展示します。「Ocean Breeze」「City Lights」「City Pop Color」といったテーマに合わせ、デザイン重視でセレクトしました。また、シティポップの象徴的なイメージを創った永井博氏とわたせせいぞう氏のジークレーアート作品を展示・販売します。
監修および会場BGM選曲はシティポップに造詣の深い栗本斉氏が担当しました。なお、アナログレコードのほか、画集やディスクガイドなど関連書籍、グッズの販売をBAGの展示スペースである「+2(プラスツー)」にて行います。
■展覧会について
【展示内容】
●展示スペース「+1」:City Pop Vinyl Exhibition (ビジュアルアートとしてのシティポップ)
・レコードジャケット330枚
大滝詠一、山下達郎、松任谷由実、大貫妙子、竹内まりや、杏里、松田聖子、角松敏生、杉山清貴&オメガトライブほか
・シティポップのイメージを創ったクリエイター
永井博、鈴木英人、わたせせいぞうをはじめ、シティポップの都会的でリゾート感のあるイメージを手掛けたアートクリエイターたちのジャケットのコーナーを設置し、彼らの作品集を手に取ってご覧いただけます。
●展示スペース「+2」:City Pop Arts, Books, Records Shop
・ジークレーアート展
シティポップの象徴的なイメージを創った永井博氏とわたせせいぞう氏のジークレーアート作品を展示/販売
【Side A:前期 (7月16日(土)~7月31日(日))】
『Penguin & Co.』
永井博展 with 金安亮、遠藤舞、つのがい
【Side B:後期 (8月2日(火)~8月14日(日))】
『Seabreeze Kiss』
わたせせいぞう展
・レコードマーケット
日本有数のレコードショップが参加する、期間限定のシティポップ専門ポップアップショップ
HMV record shop[7月16日(土)~8月14日(日)]
GINZA RECORDS & AUDIO[7月16日(土)~26日(火)]
Yellow Pop Kawaguchi[7月27日(水)~8月5日(金)]
ADULT ORIENTED RECORDS[8月6日(土)~14日(日)]
・スーベニールショップ
関連書籍やアート展作家のグッズをはじめ、部屋に飾ったり、外出で身に着けたり、シティポップ感を演出するアイテムを販売
【監修者プロフィール】
栗本斉(くりもと ひとし)
1970年生まれ、大阪出身。レコード会社勤務時代より音楽ライターとして執筆活動を開始。退社後は2年間中南米を放浪し、帰国後はフリーランスで雑誌やウェブでの執筆、ラジオや機内放送の構成選曲などを行う。開業直後のビルボードライブで約5年間ブッキングマネージャーを務めた後、再びフリーランスで活動。
著書に『ブエノスアイレス 雑貨と文化の旅手帖』(毎日コミュニケーションズ)、『アルゼンチン音楽手帖』(DU BOOKS)、共著に『Light Mellow 和モノ Special』(ラトルズ)など多数。最新刊は『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』(星海社)。
■BAG-Brillia Art Gallery-について
2021年10月に、東京都中央区京橋にオープンした、東京建物のアートギャラリー。「+1」「+2」という2つの展示スペースで構成されています。
東京建物は、建物の提供だけでなく、さまざまなサービスを通して豊かな暮らしを提案する“住まいのトータル・ブランド”としてマンションブランド「Brillia」を展開してきました。建物やデザイン、インテリア選びなどはクリエイティブな活動であることから、さまざまなアート作品には暮らしを豊かにするきっかけや可能性が秘められていると考えています。
オープン以来、4回の展覧会を開催しております。今後もBAG-Brillia Art Gallery-では、アートがもつ「空間を洗練させる力」に注目し、様々な視点から、日々の暮らしを彩る一つの体験となる企画を考案していきます。