ワタシが石見銀山に魅了された理由その⑤『どう生きたいかを立ち止まって考えたくなる会社と人と町がある』
『どう生きたいかを立ち止まって考えたくなる会社と人と町がある』
一昨日の夜、十数年ぶりに満天の星空を見ました。白く強く輝く星々の周りに、小さく煌めく星たちが絨毯のごとく空じゅうに広がっていて息を飲みました。
帰りたくない... 明日の朝、島根を発ちます。流れ星のような2週間でした。
今回滞在中の、石見銀山生活観光研究所さんが運営する宿「伊藤家」(先述(2023/12に投稿した理由その②)では、群言堂が扱う品物(食器やタオルなど)を体験しながら丁寧な暮らしをチョイカジできるのだが、一昨日、今回お世話してくれている矢ノ倉さんから「これどうぞ」と洋服を3着受け取った。滞在中に自由に着てほしいとのこと。なんてステキで楽しいオファーなの😆💗
洋服や化粧品、食品、雑貨などこれまで幾つも我が家にお迎えした大好きなブランド、群言堂。
早速着てみると、体のラインに柔らかくフィットし着心地の良いことったら。ポケットの位置と形も絶妙で、デザイン性もありながら着る人のことを想って作られたことがわかる。
何より藍染めのブルーが美しい。袖に目をやると一つひとつの刺し子が飛び込んできて、言葉通り全身で鳥肌が立った。なんて温かいんだろう。
保育園の帰り道、手を繋ぐ娘が見上げて言った。「ママのどれす、きれい〜」
普段“求めても”感想を言ってくれない夫(笑)も、今回ばかりは「おっ、いいね」と一目で気付いた😁
この服を着て、またこの町を歩く自分の姿を想像して、なんだかとても愛おしくなり矢ノ倉さんに「売ってください」とメッセージを送った。
今日、群言堂ショップに訪れると今回の滞在で親しくなった文乃さんが店員でいらっしゃったので「買っちゃった〜🎵」と見せると、「私が好きなところはね、、、」と、袖まくりしやすいことや藍染めの服のお手入れ方法を丁寧に教えてくれた。紡ぎ出される言葉の節々から、お洋服を作った人たちへの敬意が感じられ、こんなに一着一着の洋服に愛が溢れ出すんだ、そんな方たちが集まる会社はなんて素敵なんだと温かい気分になった。一生大切にしたいと思える一着に出会えた。
* * * * *
いつ訪れても魅了され続けるこの大森町。
「どう暮らす(=生きる)か」、原点に立ち返って考えたくなる。
この町には、刺激をもらえる人たちがたくさん暮らしていて、彼らが織りなすケミストリーにずっと触れていたいと本能で感じる。
どんなモノサシを自分自身のど真ん中に持つか。
息を吸って吐く日々の暮らしの中に、どんなモノに包まれていたいか、どんなヒトと関わっていたいか、何を子どもたちに伝えていきたいか。
根本に立ち返って考えたくなる自分の「価値観」。たくさんたくさん、考えさせられる。
でも考えるのが心地よい町。ここの空気を吸うと、力が抜ける。
夫曰く、写真に写る私の笑顔がどれも良いらしい。
#群言堂
#gungendo
#石見銀山生活文化研究所
#石見銀山生活観光研究所
#石見銀山群言堂
#石見銀山大森町
#藍染め
#遊ぶ広報
#ワーケーション
#島根県大田市
#大田市暮らし