ミケネコ探偵 日記 ジジ編⑦
今日はいよいよ飼い主さんがジジくんと接触を試みる日だ。とりあえず刺激してどこかへ去ってしまうのだけ気をつけて、最悪なんとか罠で保護するので無理だけはしないように伝えてあるが、
少し心配だ。
もう半年もお外で生きてきた猫ちゃん、ここまで長い期間の捜索は初めてで、どうなるのか想像がつかない、、
無事にほg「ピリリリリ」
飼い主さんからの着信だ。
「もしもし、どうでしたか?」
「抱っこできました!家でも逃げたくせに!笑
名前呼んだらすり寄ってきてくれました!
ホントにお世話になりました!ありがとう御座います!」
「すごい笑 よっぽどお外が寂しくて逢いたかったんでしょうね!よかったです!
長い間お疲れ様でした!ジジくんとお幸せに😀」
「ありがとう御座います!またなにかあればご相談しますね!ないのが一番ですが笑」
「ですね笑」
思えば捜索始めてから、年も変わってしまっていた。長い間のモヤモヤが晴れたせいかいつもより空気が澄んでいる。
猫は生きている。諦めなければ必ずまた会える。改めてそう実感できた依頼だった。
次の依頼はどんな猫ちゃんだろうか
終わり
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