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ミケネコ探偵 日記 ジジ編⑥
「もしもし、お世話になってます。ジジの飼い主です。進展はどうですか?」
「何人か餌やりさんがわかったのでその方にお話を聞いてみます。誰かはご飯をあげているはずですよ、あの様子なら」
「ですよね、少し安心しました。引き続きお願いします。」
飼い主さんからの電話切れる
それとほぼ同時に知らない番号から着信が入る。
「もしもし?」
「もしもし。ビラをみました。探偵さんですか?
私、地域の猫ちゃんにご飯を食べさせて去勢等も面倒見てるんですが、お探しのジジくん実は何ヶ月か前からご飯食べてます。」
!!!
「ほんとですか?よかった!ようやく情報が届いて良かったです!」
「いや、探しているのは半年ぐらい前から知ってましたよ。ただ以前も似たようなことがあって、探している探偵さんが感じ悪くてホントに嫌な思いをしたんです。なので私の方で保護して飼い主さんに直接連絡しようと思ってて、ただなかなか抱っこできなくて仕方なく連絡しました。飼い主さんの連絡先を教えてもらえますか?」
なるほど、そうして情報が止まっていたのか。
納得。
飼い主さんに状況を伝えて餌やりさんとお話をしてもらうと、一緒に餌やりをする事になりジジくんで間違いないそう。
ただ問題なのが、飼い主さんでさえも今までお家ですら抱っこさせてくれなかったらしく、飼い主さんも自信がないとの事。
餌やりさんは僕には来てほしくないとの事。
どうするか、、
とりあえず飼い主さんに一度抱っこを試みてもらって、だめならば餌やりさんを説得して罠しかない。
今まで抱っこしたことないのか、、
難しいかな、、どうなるか、、
続く
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