肥満は病気をみつけにくい。【検査代が高くつく】
朝起きたら、お腹が痛い。
慌てて病院で診てもらおうと思ったのに、
診察室で先生が
「うーん。エコーではちょっと原因がわかりにくいです。」
「お腹のレントゲン撮りましたが、追加でCTまで撮りましょう。」
こんなことを言われて、検査に次ぐ検査。
時間もお金もかかったし、最後に診察で先生は「運動をしましょうね!」
なんか、気分が悪い1日だった。
こんな経験したことありませんか?
実は肥満は病気を見つけにくいんです。
エコー検査も、レントゲンも脂肪は診察の邪魔する。
エコー検査は超音波がでる装置を体にあて、内部がどうなっているのかをみる機械ですが、超音波が臓器に達するまでにお腹にたっぷりと脂肪があれば、見えにくくなり、診断が困難です。
レントゲンも同じで志望で放射線が体の内部まで届きづらく、もっさりとした画像になってしまいます。
医師も、あぁ。やっぱりそうだよね。って感じでCTのオーダーを入れます。
CTは体を輪切りにした写真で内部までしっかりと画像診断できます。
医療費もバカにならない
レントゲンだけで診断がついたら、検査代は3割負担で600円くらい。
腹部エコーをすると、3割負担で1600円くらい。
CTとると3割負担で4500円くらいとられちゃいます。
合わせて約7000円!
これに、初診料とか、処方箋料とか採血とか加わると、1万円くらいします。
じゃあ、最初からCTだけでやってくれ!
もう、太ってるのはわかったから、CTだけとって診断してくれれば良いじゃん!
そう思いますよね?
それができないんです。
もちろんCTは医療費が高いし、性能も良いので医療者側もできることなら撮りたいのですが、ちゃんといろんな検査してもわからなかったのでCTを撮りました。って段階を踏まないと、過剰な検査をしていると指摘されて診療報酬がもらえなくなるのです。
病院側も経営のことを考えれてやらないといけないので、検査はやるならやる、検査しないならしない。と踏ん切りを付けないと、ただの風邪なのに、胸のレントゲン、胸のCTまでとって1万円取られた。なんてこともおきます。(たいがい、この場合は患者さんが心配だからCTまでお願いしますなんていうのがほとんどだと思いますが。)
肥満は圧倒的に損!
もちろん、いろんな病気の原因になるのですが、肥満は検査をするにも悪影響です。検査代が高くつく可能性がある上に、病気にもなりやすいんだから、日々気をつけて痩せる努力をしましょう。
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