多 様 性
最近だと誰しもが耳にしたことがある。
「多様性」
「LGBTQ」
このふたつの言葉を
理解しようとしている人、多すぎませんか
そんなことを思いながら
買い物に出かけた僕のお話。
寝ぼけ眼で自分のタバコがないことに気づき
歩いて5分のコンビニへ。
店員さんから
「今日、休みかー?お寝ぼけレベル100やなぁw」
と言われてしまうほどの寝巻き&寝癖
「そうなんすよ休みでーさっき起きたんすよねーw」
なんて返しながら帰路へつく。
そんな時ふと
冷蔵庫の牛乳が減っていたことを思い出す。
コンビニと同じ敷地にある
ドラッグストアへ牛乳を買いに行く途中で
母に電話
「おはよぉ。まだ牛乳あったっけか?あとなんかいる言うてた?」
そうすると母は
「いや、とりあえずそんなもんかなぁ。あとはタバコ忘れずに頼むわー」
用件だけ聞き、電話を切ったあとすぐ
土曜日だったので学校がお休みの子供たちが
店内で九九を唱えながら徘徊していた。
そんな中の一人。小学校低学年ぐらいの男の子が
僕のすぐ足元で
「すみません!!!!!」
驚きつつも男の子に目線を合わせ
「どうしました?」と返すと
男の子は続けて、少し俯きながら
「お姉さんですか?お兄さんですか?」
寝起きでいつもより低い僕の地声に驚き
素直に聞いてきてくれたらしい。
そんな勇気ある行動にちゃんと答えたくて
言葉を返した。
「あなたは僕がお姉さんに見えますか?お兄さんに見えますか?」
「お姉さんに見えます…」「間違っていないので、大丈夫ですよ。ただ、聞かれたら嫌な人もいるので直接聞くのは、やめておきましょう。ちなみに、学校でのお友達の中で女の子はいますか?」
「います…。」
「ズボンを履いてることもありますよね?それって変ですか?」
「全然変じゃないよ!!!」
「なら、男の子がスカート履いてても変じゃないですよね?もし、そういう子がいたら似合ってるかそうじゃないか。で時には伝えてあげることも大事かもしれません。でも、基本的には何を履いていても当たり前。わざわざ伝えるのはやめておいた方がいいかもしれません。」
そう伝えてから、少し難しかったかな?と
心で1人反省会。
しかし、思ったよりもその子の理解力は良く
「わかった!僕もスカート履いてみる!パパぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
と言いながらお父さんの元へ走っていきました。
少し思っていたこととはズレましたが
話を最後まで聞いて、
何故?どうして?と
質問欲にかられるのではなく
当事者と同じ目線に立ってみよう。と考えた
あの少年のような人で溢れたらいいな。
そんなことを思った午前中でした。
さぁ、天気もいいので
お部屋の掃除でもしましょうか。
次はそんなお掃除をしながら
頭に浮かんでしまったことを
ただ、書き綴る。そんなお話