論理的思考について考える
はじめに
皆さんは自分自身の強みをどのように分析していますか?日ごろどんな強みを身に付けようと行動していますか?今回は自分の子供に見つけさせたいコンピテンシーについて考えてみました。
身に付けてほしいコンピテンシー
「論理的思考」を娘には身に付けて欲しいと思っています(自分自身が得意ではないので…論理的思考を磨くためにnoteを始めました)。なぜ論理的思考かというと、論理的思考は認知分野の中でも最も基礎的な部分だからです。また認知分野を身に付けることで、自己・他者・コミュ二ティ分野の改善にもつながるからです。
論理的思考とは
私の理解は、物事を順を追って深く考えることができ、複雑なことでも分かり易く説明することができる能力のことです。いわゆる学校のお勉強(テストの点数が高い)ではなく、地頭が良いと評されるような人物が持っている能力だと考えています。例えば、大学受験で東大に合格できなくても、学部生時代に努力をして、東大の院に進学できる人がいます。彼らはお勉強という競技がたまたま得意でなかっただけで、コンピテンシーとしての論理的思考が身についていたので学部生時代に才能が開花し、努力が認められて、東大に進学することができたと思うのです。
論理的思考を身に付けるには
物事に熱中し、他人に熱量を持って伝える経験(言語化)を数多くすることだと思います。言語化をすることで、自身の理解も深まり再現性が高まり、更に熱中することができるという副次的な効果もあると思います。野球の打撃を例に挙げると、①野球の打撃に関して練習・情報収集等ありとあらゆる方法で上達しようとする→②熱中した結果、打撃が向上し知識も増えているので、チームメートに様々な観点からアドバイスをすることができるようになっている→③言語化ができているので、理想の打撃に対する動作の再現性を高めることができており、ますます打撃が楽しくなり熱中することができる。このように考えると、何かしら一流を極めた人の話は論理的だと感じることに必然性があるのも当然です。彼らは人生を通して論理的思考を磨いていると言っても過言ではないのです。
まとめ
娘にものごごろがつくころに「ぱぱの話意味わかんない」と言われないよう論理的思考を身に付けたいものです。