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第1回『3D背景のススメ』

漫画を描く上で最も手間と時間とコストがかかるもの、それが「背景」である。

筆者も背景を描くのが大嫌いである。

自然物ならまだしも窓の羅列やビル郡やら四角やら直線やらそんなものをカットごとに違う角度で、なんてもう死ぬほど面倒くさい。

でも私は背景が好きなのである。嫌いだけど好き。愛していると言っても過言ではない。

世界観を決定付け、時には演出の一端を担い、主人公達の駆ける舞台になる背景はやはり漫画表現において重要なのである。

うん、しかし、タイムイズマネーとはよく言ったもので冒頭で述べたように時間がかかる。

そこで一昨年の冬に私は1人でそれなりな漫画を描ききる為にとあるものを購入したのであった。

それがshade3Dというソフトであった。価格は8000円したか、しなかった程度だった。

3Dというと演算やらなんやら小難しそうなイメージだが

このソフトは非常に簡単である。

筆者は勉強ギライで有名だがそんな私でも初日でこれくらいの本棚と椅子は作れたくらいなのだからして。

これを最初に作ってから1年半の時が経った。

3D背景にすっかりハマった私はいままでに

ざっとこれくらいの3Dデータを作ってしまったのだった。(まだまだ2倍ほど量がある)

しまいにはこんなものまで作れてしまうようになってしまった。

この記事はshade3Dの使い方(ものすごい基礎的なこと)や

今まで私が作ったものの紹介、漫画の制作過程や

希望があればデータの販売、配布等をする場にしようと思う。

それでは本日はこのへんで。ばいちゃ

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