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【お風呂で気づいた】習慣と伝承《#00:03》

こんばんちは。

台風19号が過ぎ去っていきましたね。
各地に残した爪痕は大きく、うちの近くも地盤が低いため冠水してました。

しばらく暑い日が続いてましたが、この台風を期に涼しくなっていくかなと。。。

今回は"人の習慣と伝承"の関係性ってありそうって話

僕は、約4年あまり集団生活の場に身を置いていました。

人によっては嫌がるでしょうが、トイレとお風呂は共同なんですよね。

トイレなんかは外にでれば共同なので特に相入れることもないですが、お風呂となるとその人の習慣も見えてきますよね。

タオル、、、あれ1枚なんだ。 の衝撃

皆さんはお風呂に入る時ってタオル使いますか?もちろん使いますよね。でも何枚使ってますか???

僕は浴場に持ち込むフェイスタオルほどのを1枚と、脱衣場で仕上げ拭き?をする大判のバスタオル1枚の計2枚を使う【2枚仕上げシステム】でやってます。

これはお風呂場(浴場内)から出る前に小さい方のタオルで髪と身体の水分・水滴をあらかじめ拭き取り、上がった時に大判のバスタオルで最終の仕上げで軽めに拭きあげるという使い方です。

どこから始まったのかはわかりませんが子供のころからずっとこのシステムでした。

“ずっとこれでやってきた”からこそ、あれ...?ってなった。

中学の頃に初めて友達の家に泊まった時のことです。

お風呂どうぞと言われ、風呂場を案内されてさぁ入ろうかと思った矢先、、、

「あれ、バスタオルしか無い、、、」

用意していただいたタオルがバスタオル1枚だったのだ。

当時の僕は【2枚仕上げシステム】で生きてきたので風呂時のタオルが1枚の時点で頭の中は
「emergency!!、emergency!!」と。

僕は恐る恐る友達に尋ねた。
「あの、、タオルって、、、?」

「あー! そのバスタオル使って!!!」

「あ、これねー 了解〜!ありがとう!」

中学生ながらその先を尋ねることは出来なかった。

まずは現状の把握だ。
タオルが1枚、、、恐らくこんな大判を濡れる恐れがある浴場になんて持ち込まないよな。

僕は齢13にして呼吸を整え、悟りに近いところへいった。

「どう、、、いこうか、、、」


考えた。今ならすぐ出る答えだが、当時はまだ経験したことの無い状況。

探りを入れるには怪しすぎるため自分で答えを見つけるしか無い。

カレーをルーでしか作ったことがないのに、急にスパイスを預けられたような。そんな状況。

出した。答えを出した。

入浴後に直仕上げだ、、、

初めて大判のバスタオルがびしょびしょになった。

なるほど と共に「おれはこれからも“2枚仕上げシステム”でいこう」と改めて誓いました。

これが初めて“タオルのワンオペ”を体験した時です。

もちろん【タオルのワンオペ】で過ごしてきた人たちからすれば2枚使ってるほうが意味不明かもしれません。

“習慣の伝承”

ごく普通に家族の中で生活を送っていくと、その中では“当たり前”と化してることが一歩外に出ると全然違うやり方。なんてことはよくあると思います。

だからこそ結婚したりして全く別の習慣が1つになった時、フラストレーションが溜まってしまうんでしょう。

僕は逆に友達が泊まりにきた時に【2枚仕上げシステム】を組んでお風呂を貸すんですが、【タオルのワンオペ】で生きてきた人は小さいタオルを退けて大判1枚で仕上げてくるんですよね。

人それぞれ気づかないうちに身体に馴染んだ習慣はあるでしょうから、そこでとやかく言っても仕方がない。

習慣ってのは、技とかそんな大したものでは無いですけど“伝承”されていくもんですね。
誰に教えられるでも無いけど、子から親へ。当たり前のようにそうしてしまう。

前述しましたが結婚をした時もまたこの習慣が伝承されていきますね。2通りの習慣が1つに形を変え下へ下へと。

またふとした瞬間に違う習慣が相見えるでしょう。ですがそれもどこかの流派が伝承されてきたものだと思えばちょっと面白いかもしれません。

まぁそれでもワンオペで床を濡らされるなら、2枚仕上げシステムにしてほしいですけどね。。。




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