ステップアップを意識しない
この記事は
「人と人を繋げる糸 Sweets銀の糸」
の提供でお送りします。
(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡当分糖分製作所です!
ちょいと熱にうなされておりました。
まさかのコロちゃんかと思ったら全然違いました。
良かった良かった。
てなわけで、
先日の続きを。。
とんでもないブラック企業に勤めていた僕ですが、悪い事ばかりじゃなかったみたいです。
職場に長い時間いた分、通常の勤務では気が付かない(考えない)様な所に気が付きました。
「お金は誰かから頂くもの」
「給与は会社から貰っている訳ではない」
「与えられた業務をこなす事は仕事じゃない」
こんなところ。
文字に起こすと当たり前の事に見えますが、これを意識し続けている会社員の人は中々いないと思います。
確実に言える事は
「気が付いて意識したら収入と立場が変わった」
ここです。
その後、僕はその会社を辞めました。
結果にしがみつくことに意味は無いと判断しました。
転職を考えるようになった時期に、兼ねてから覚えたかった
「板金」の職場から声がかかり、そこに移動しようと決めていました。
まぁ人生何が起こるかわからない。
有給消化中に「洋菓子店承継」の依頼が来ました。
母の経営していた洋菓子店です。
悩みに悩みました。
そして、「車業界」にお別れを告げて、「洋菓子業界」に参戦しました。
洋菓子作りを覚えました。
仕込みから、ケーキの仕上げまで何でもやってみました。
そして思いました。
「この作業をあと数十年は辛い」
そう。洋菓子作りを心底好きになれなかったんです。
それと同時に、引き継いだ店が「数十年」続くのか。
ここも疑問でした。
場所は「田舎」です。
少子高齢化が騒がれています。
どれだけ努力しても、「お客様の絶対数」が減っている事に気が付きました。
「パティシエ」は僕以外にも在籍しているので、僕はこの問題に真剣に取り組みました。
一番最初に就職したところとやる事は一緒です。
とにかく「お客様」と関わり続けました。
沢山の意見を吸収しました。
ノートとペンをもって、お客様の声をメモし続けました。
何か月も何か月も継続し、出てきた答えは
「新規出店」
でした。
今思えば、とても稚拙な考えな気がします。
しかし、当時の自分はこれしかないと思ったんです。
22歳で1,600万円の借り入れを起こしました。
何社も銀行を周り、国金にも依頼をかけました。
2015年10月
分店をスタートさせることが出来ました。
そして、2021年には、借り入れも全額返済する事が出来ました。
いろいろな事がありました。
経営がうまくいかず、うつ病にもなりました。
ちょっとうまくいったときには、詐欺にもあいました。
知識がないばっかりに、人を傷つけた事もありました。
何かの勘違いを起こして、人を傷つけたことも。
でも、僕は
「何かある度に助けてくれる人が現れる」
そんな人生なんです。
たくさんの人に助けられました。
精神がボロボロになり、人の声も入ってこない。自分の考えもわからない。
そんな時に、今の恩師にも出会いました。
人に支えられ、助けてもらって
今、県内で4店舗展開出来ています。
知名度も相当持ち上げた自身があります。
山梨県内で自己紹介をすれば
「凄い人」と言ってもらえます。
まだまだ満足してません。
だけど
改めて、自分の人生を今振り返ってみると
成長を目指していたわけでは無く
「お店を守りたい」
ただ、これだけの為に動いていただけでした。
そして、「成長」は自分ではなく、他の誰かが評価を与えてくれて
「成長したなぁ」って思わせてもらっているのだと感じます。
14年前に就職したブラック企業の存在も、今となっては素晴らしい教科書に変化しています。
僕は学歴も職歴も目立つものは持っていません。
今は年間「億」のお金を動かす事が出来ています。
その秘訣はたった一つ。
「やりたい事はなんなのか」
これを突き詰めるだけです。
大きくなくていい。
立派じゃなくていい。
自分の歩幅で、毎日歩くことだけ考えればいいんです。
疲れたら休めばいいし、困ったら誰かに助けてもらう。
インターネットが発達した今、昔よりもやりやすい時代になったかもしれません。
また、自分の事を記事にしたいと思います。
長い文章をお読みいただきありがとうございました。