銀行研修社

株式会社銀行研修社は、銀行・信用金庫を中心とした金融機関の行職員の方々向けに教育事業を…

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株式会社銀行研修社は、銀行・信用金庫を中心とした金融機関の行職員の方々向けに教育事業を展開しています。

最近の記事

でんさい利用によるDX推進

金融界は、2026年度末までに手形・小切手をゼロとする目標を掲げている。 中小企業においては、決済のデジタル化によりコスト削減をはじめ周囲の業務もまた変化し、金融機関においては融資推進につながる。本稿では、手形・小切手からでんさい利用による周辺業務の変化、期待を解説した。                   株式会社全銀電子債権ネットワーク 1.発生記録請求件数は年々増加 「でんさい」は、株式会社全銀電子債権ネットワーク(通称でんさいネット、以下当社)が取り扱う電子記録債権

¥300
    • 支店長が知っておきたいバーゼルⅢを踏まえた融資のリスク・ウェイトの確認

       バーゼルⅢ最終化は、標準的手法を採用する国内基準行で2025年3月から適用ともはや待ったなしの状況である。本企画では、本部のみならず支店も知っておきたい融資に関わるバーゼルⅢでのリスク・ウェイトについて解説した。     合同会社新宿経済研究所 代表社員社長 公認会計士 岡本 修 1.バーゼルⅢ最終化は「待ったなし」の状態に 「バーゼルⅢ」と呼ばれる新たな金融規制が始まる。すでにいくつかの金融機関は2023年3月期以降、早期適用しているのに加え、国際統一基準行などでは20

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      • 金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドラインの解説

        昨今のサイバー攻撃の増加などにより、サイバーセキュリティリスクへの対応の重要度は日増しに高まってきている。サイバーセキュリティ対策は経営層やリスク管理部門だけの課題ではなく、営業店職員までを含めて全社的に実行していくことが肝要である。本稿では、サイバー攻撃の現状と傾向、具体的な対策、そして従業員一人ひとりが日常業務で意識すべきポイントについて詳述する。

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        • 顧客の潜在ニーズを見つけるためのインサイト営業の活用

           顧客に潜在化された課題の気付きを与え、ソリューションを提供するインサイト営業が注目されている。メリット、チャレンジとなる点はどこにあるのか、また金融機関の現場でどのように活かすことができるのか。本稿では、インサイト営業の定義、実践的ノウハウを解説した。  PwCコンサルティング合同会社 ディレクター 山下 暢之 1.インサイト営業について(1) 潜在的な課題の気付きを与える営業  これまで、営業スタイルは顧客のニーズや課題に対応

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        でんさい利用によるDX推進

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          「土地・建物」相談対応Q&A

           地域顧客の土地・建物に関する悩みは、相続、信託、売却などそれぞれの用途において多岐に亘り、これらの悩みへの相談対応は、土地、相続預金の流出などを抑えることにも繋がる。本稿では土地・建物に関する悩みへの相談対応をQ&A 方式で解説した。 ティー・コンサル株式会社 代表取締役 不動産鑑定士/一級ファイナンシャル・プランニング技能士 小俣 年穂 1.不動産相続に関する悩みQ1 不動産の承継  代々引き継いできた不動産について、定年退職を機にどのように次世代へ承継していくか考え

          ¥400

          「土地・建物」相談対応Q&A

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          金融機関職員に必要なデジタルアセットの基礎知識

           デジタルアセットは資産として価値が注目を集める一方で、根拠法や性質などがまだ浸透しているとはいいがたい。金融機関職員においても適切なリスク管理のため基本的な知識を身に付けることが求められる。本稿ではデジタルアセットの種類から税金や相続等の資産としての取扱いについて解説した。 株式会社クニエ シニアマネージャー 並木 智之 1 デジタルアセットの定義(1) 広義と狭義としての違い  広義のデジ

          ¥400

          金融機関職員に必要なデジタルアセットの基礎知識

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          災害大国で備えたい営業店の初動対応

           いざ災害が発生すると、「金融機関」または「個人」としてできることは限られている。そこで災害対応を考える場合、いかに事前に備えておくかが重要だ。金融機関は、金融サービスを提供するという社会的使命を帯びていることから、その業務を継続することが重要であり、日頃から一段と高い意識をもって「事前準備」を心掛けておくことが求められる。そこで本稿では、あらためて非常時を想定した留意点を整理した。 巣鴨信用金庫 リスク管理部 課長 平松 知実 1 災害発生時の初期対応 災害が発生した

          ¥400

          災害大国で備えたい営業店の初動対応

          ¥400

          チームビルディングのための「心理的安全性」

           「心理的安全性」という言葉がよく聞かれるが、これがある組織とす るためには、自らリーダーシップを発揮し具体的行動や質の高いコミュ ニケーションをとっていく必要がある。本稿では、心理的安全性とは何 か、、またチームビルディングのための対話のポイントを解説した。 ビジネスコーチ株式会社 大野 晃輔 1 心理的安全性とは何か⑴ 「十年一昔」から「半年一昔」への時代の変化  「十年一昔」ということわざがあるが、人の興味の移り変わりや様々な技術の進歩のスピードが以前よりも格段に

          ¥400

          チームビルディングのための「心理的安全性」

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          マイナス金利政策解除後の預金の収益性 

           マイナス金利政策の解除後、各金融機関は定期預金の金利を引上げ、預金獲得に動いており、 預金取引の重要性が見直されている。しかし、今後の短期的な、あるいは中長期的な展望はどうなるのか。また、各地域の預貸率の動向は 、どのようになっているのか。本稿では、金融政策変更前の預金取引の動向と、今後の預金の収益性を考察した。 中央大学 商学部 教授 小野 有人 1 マイナス金利政策の解除 日本銀行は2024年3月19日の金融政策決定会合で、 2016年1月末に導入したマイナス金利政

          ¥400

          マイナス金利政策解除後の預金の収益性 

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          職場の「外」で起こるハラスメント~カスハラ

           近時、カスタマーハラスメント(以下カスハラ)対応の意識が高まっている。大勢のお客さまに振り向けるべきリソースを奪い、職員に過度な負荷をかけるそれらの行為が、経営上多大な損失となることが問題視されてきている。一方、より良い業務運営のためには、正当な苦情はしっかり汲み取り対処したい。  本稿では、お客さまへの適切な対応方法を探りつつ、カスハラについて解説する。 (株式会社フィデューシャリー・パートナーズ 代表取締役 森脇 ゆき) 1 いいがかりと苦情を判別する⑴カスハラの定義

          ¥370〜
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          職場の「外」で起こるハラスメント~カスハラ

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          金利上昇期のリテール戦略

           日本銀行のマイナス金利政策解除により、日本の経済はデフレからインフレへと転換する。インフレに換わると共に、顧客への金融商品の提案は、どのように変化するのか。今後のインフレ状況下の市場動向、金融機関担当者が備えておきたい知識として、金利上昇がもたらす今後の株式・為替相場への影響と、これらを踏まえたリテール金融商品の提案戦略を解説した。 (株式会社fpANSWER 代表取締役 大泉 稔)

          ¥370〜
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          金利上昇期のリテール戦略

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          「倒産予備軍」の兆候と求められる支援対応

           ゼロゼロ融資後の返済、2024年問題、物価高・人件費の高騰、後継者難、さらには金利上昇等の課題に耐えられず、倒産に至る案件は後を絶たず、「予備軍」は少なくないであろう。金融機関としては取引先の決断前に経営改善、事業再生に取り組みたい。本稿では、特に中小企業を巡る課題、倒産決断の兆候、求められる廃業支援等対応について解説した。  (株式会社帝国データバンク 情報統括部 情報編集課長 内藤 修) 1 中小・零細企業を中心に倒産が増加 新型コロナ関連の支援策の縮小・終了を受け、

          ¥300

          「倒産予備軍」の兆候と求められる支援対応

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          日銀マイナス金利政策解除後の金融環境

           日本銀行の金融政策決定会合により、17年ぶりにマイナス金利政策が解除となった。金融機関としては、実際の取引を考え直す必要に迫られることもあるため、顧客への対峙に備えて、政策決定の経緯から未来の環境を見据えておきたい。  本稿では、マイナス金利解除の経緯から当面の金融取引への影響について解説した。 1 マイナス金利政策解除⑴ 政策金利を0.1%ポイント引き上げ  3月19日に日本銀行はマイナス金利政策を解除し、17年ぶりに利上げを行った。この決断自体は歓迎したいが、もっと

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          日銀マイナス金利政策解除後の金融環境

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          60代以上の顧客へのポジティブな金融サービス対応

           個人金融資産(23 年12 月末)は2141 兆円、過去最高を更新している。超高齢社会の進展も影響し、株式や投資信託の残高が増えているなど、高齢者の資産形成のニーズも多様化している。彼らのライフプランのサポート、ライフデザインの「見える化」ができるよう、ポジティブな金融サービス対応について解説した。 1 人生100年時代、貯蓄よりも投資へ 総務省が5年ごとに発表している「家計構造調査(2019年)」によると、日本の家計金融資産(約2000兆円)の約6割を65歳以上の高齢者

          ¥370〜
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          60代以上の顧客へのポジティブな金融サービス対応

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          新任役席者に必須となる「タイムマネジメント」術

           新年度を迎え、新たに役席者になった方々は、業務の専門度が上がるだけでなく、部下の業務等を管理・掌握する役割も求められる。そのため、限られた時間の中で急増したタスクを上手く管理できず、残業が増えてしまいがちだ。今回そのような問題を解決すべく、新任役席者、また時間に追われている役席者に向けて、必要となるタイムマネジメントの考え方、実践方法を解説する。 1 役席者になると困ること 筆者は「タイムマネジメント」を専門に研修や講演を行っており、受講者から話を聞くことも多い。その中で

          ¥300

          新任役席者に必須となる「タイムマネジメント」術

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          現場行職員をサポートする支店ウェルビーイング経営

           新年度による、組織改編等環境の変化に悩むのは若手・新人だけでは なく、現場にとって離職による人員減はなんとしても避けたい。本企画 では、金融機関の支店程度の組織を念頭に、支店長やマネージャー層に 求められるウェルビーイング経営の考え方について、実践例を踏まえ解 説した。 1 現場行職員がマネジメント上で抱える悩み、課題 今年も新入行職員が入行庫する季節になった。新人の早期退職が広く問題となっているため、うちは大丈夫かと気を揉んでいる支店長やマネージャーも少なくないであろう

          ¥370〜
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          現場行職員をサポートする支店ウェルビーイング経営

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