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つれづれなるままに(自己紹介&その他もろもろ)

 初めまして。銀侍(ぎんじ)と申します。しがない学校教員です。好きな作家は「谷崎潤一郎」。自称:令和の耽美主義です。

 趣味は、読書、スポーツ、アニメ鑑賞、漫画、散歩などです。

 今回「note」を始めようと思ったきっかけは、「新しい年を迎えたから、何か新しいことを始めよう!」と、考えたからです。多くのSNSやネットビジネスが流行している昨今の中から、気になっていた「note」を始めてみようと思い立ちました。

 投稿していく内容については「文学の朗読」と「文学の読解」を中心にして、「その文学を教材化するなら」や「学習活動に生かせそうな場面やシーン」などについても投稿していきたいなと考えています。私自身のアウトプットの場や教材などのネタ帳としての役割も一側面としてはあります。しかし、「なぜ文学作品なのか」「なぜ教材化についても考えるのか」についてもちょっと思うところありますので、長くなってしまいますが今少しだけお付き合いください。

➀【なぜ文学?】

 現在、若者の文学・読書離れについて言及されることも増えてきています。私自身も学生の身近にいる存在として、その状況については感じ入ることもあります。ネットゲームのチャットやSNSの流行・多様化に伴い「長くて難しい文章を読む」ということに対して、これまで以上に抵抗感を覚える生徒も多く見てきました。もちろん言葉を使ってコミュニケーションをすることの多様性は尊重したいと思いますし、SNS自体も便利で有効な側面も多いためそれらを否定するつもりは毛頭ありません。

 しかし、長くて・難しくて・ややこしいと感じる所謂「文学作品」と呼ばれるものの中には、それらを補って尚余りある、我々が生きていくうえで大切な「何か」がたくさんつまっています。あえて「何か」と明言しなかったのは、何を見つけて・何を感じるかは読者一人ひとり違って然るべきだと思うからです。中学生・高校生・専門学生・大学生などといった学びの最中の人はもちろんのこと、社会人として働いている人も、悩みを抱え迷っている人も、現役を退き第二の人生を謳歌している人も……すべての人たちに「何か」を見つけ、感じ、自分の力に変えてほしいという願いから文学作品を取り上げようと考えました✨

➁【なぜ朗読?】

 ひとえに、「声が良い」と言っていただく機会が多いからです。もちろんこの声と付き合ってきた時間は私自身が一番長いので、困ることや不便に感じるときも多々ありますが。。ですが、「ほんの1人でも」私の声で明るく・前向きな気持ちになってくれる人がどこかにいるのなら、「誰かのために声を使ってみるのもいいかな」と考えた次第です。また、最近は声優さんやアーティストさんの需要も増えてきていると生徒から聞いていたので、その流行に便乗させていただき、文学の流行や国語に興味をもってもらえる人が増えたらいいなぁ……というささやかな希望もあります。(とらぬ狸の皮算用とも言えますが……💦)

➂【なぜ教材化や学習活動?】

  私自身の研鑽のため、そして何よりも「少しでも教員の人たちの負担を減らしたい」と考えているからです。「教職員の多忙化」はあらゆるシーンで伝えられていますが、現状、解決策がないのが事実です。こうしたネガティブイメージも相まって教員志望者の数は減り、人手不足から仕事量は偏り……といった「負のスパイラル」が教育界に怒っています。そして何よりも学校の先生は生徒対応や校務分掌に追われ「教材準備の時間」が無くなってしまっています。本来は一番求められるべきはずである「教科の専門性」について、本腰を入れて研修できなくなってしまっているのは本末転倒と言えないでしょうか?そこで「私が挙げているものが少しでも多くの方のアイディアや準備の一助になれば是幸い」と思いました。もちろん、私もまだまだ若輩もいいところですので、教材については見直しや改善の余地は多くあることも自覚しています。しかし、頭で思っていても始まりません。動き始めて初めて価値が生まれます。

長くなってしまいましたが、私自身の紹介も兼ねて「note」を始めた理由について書かせてもらいました。「投稿を聞いた・見た人の生活に一滴、”彩”を加えられる」そんな投稿を目指して、気長にやっていきたいと思います!改めて、宜しくお願いいたします。


銀侍

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