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【安芸銀治の苦しかったあの時のお話(秋田編)】

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どうも!

今日のGinji日記のテーマは、【安芸銀治の苦しかったあの時のお話】です!

J3ブラウブリッツ秋田に入団して、1年間の話をしたいと思います。

#好奇心旺盛なので人よりたくさん行動できるのが強みです

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【J3ブラウブリッツ秋田入団】
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僕は2017年シーズンJ3ブラウブリッツ秋田の一員として戦う事になった。

最初の僕はとにかく自己主張強めでいこうと決めていたので、なるべく自分を主張していった。

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『失敗談1』
〜コミュニケーション下手〜

とにかくコミュニケーションを上手く取ることが出来なかった僕の話を1つ例にとって、していこうと思う。

その日は監督、コーチとの個人面談で僕はセンターフォワードではなく、シャドーというトップ下みたいなウイングのポジションを頼まれた。

しかし、僕は今までシャドーというポジションをちゃんとやった事が無かったので、そのポジションをやりたくなかった。

このプロという世界で、生き残らなきゃいけないのに、今から新しいポジションに挑戦するのはリスクが高いと思ったからだ。

なので僕は新しいポジションでの起用をかなりハッキリ断った。笑

しかし、人数関係もあり、どうしてもそのポジションをやる事が出てしまうという事だったので、めっちゃ嫌々引き受けた。

今思えば、超生意気なやつだったなぁと思う。笑

自分の意見を押し通す事しかしなかった。

それはここだけでは無くて、他の人との会話でもそうだった。

もっと話がきちんと出来ていればここでも何か変わっていたのかもしれないなぁと今では思う。

この秋田での失敗から僕はコミュニケーションについて深く勉強し始めた。

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『失敗談2』
〜結果を出せなかった〜

でも最初の僕は勢いと自信もあって、試合のメンバーにも絡めていた。

練習試合に出れば点も決めていたし、慣れないポジションにもある程度適応しようとしていた。

そして、開幕戦ではスタメンでは無かったものの途中から使ってもらい、Jリーグデビューを決めた。

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同点で試合は終えた。

初出場した事もあって自分の中では少しホッとした気持ちと、次こそは決めてやろうという気持ちがあった。

そこから僕は7試合出場し、チャンスを与えられたが、結果を残せなかった。

そこらへんからだろうか、自分を疑い始めた。

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『失敗談3』
〜頑張りすぎて怪我〜

さらに今までの大学時代とは違って、練習試合も少なく、ベンチ組は満足にコンディションを保てない。

試合がなかったらコンディションはどんどん落ちていくので、自分で調節しなければいけない。

しかし自分のコンディションが落ちている事も当時の僕には分からなかった。

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コンディションが落ちて、思ったプレーができない自分。これじゃあダメだと自主練を多くするが、がんばりすぎて怪我。

早く治さなきゃと焦って、すぐ復帰して、また怪我。。。

完全に負のスパイラルにハマった。

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『失敗談4』
〜間違えた努力の仕方〜

そんな僕のところに夏には、JFLからレンタル移籍の話もあった。

試合に出るためには行った方がいいのか?と思ったけれど、1年間は秋田でやりたい!と思ったので残る事にした。

そこで僕は、そんな話をもらうくらい自分の価値は下がっているんだってめちゃくちゃ悔しくて、火がついた。

朝は早く起きて走りに行ったり、練習後は筋トレ、プールなどでとにかく身体を追い込んだし、空き時間にはシャドーのポジションについてめっちゃ勉強した。

しかし僕は結局試合に出る事は無かった。

努力の仕方を間違えていたのだ。

監督が僕に求めていたのは、「とにかく走って、身体を張って、そのベースがありつつ、点を取る事」だった。

でも僕は、点を取る事や上手いプレーをする事ばっかり意識して、守備を全力でやっていなかった。

もともと守備は苦手だったので、そこにあんまり意識を持っていくと他の良さが消えてしまうと思ったのだ。

ほんと色々と未熟だったなぁって思う。

【努力はきちんと求められてるものを理解して努力しなきゃ意味がない。】

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『失敗談5』
〜出来ない事にばっかりチャレンジ〜

他にも失敗だったのは、【自分のできない事ばっかりチャレンジしてしまった事だ。】

自分の出来ない事を伸ばして成長しようとするあまり、ミスが増えてしまい周りからみたらミスが目立つ選手になってしまった。

そうなったら当然評価も下がる。

チャレンジってのはがむしゃらにすれば良いものでもない。

【自分に今出来る事。得意な事は残しつつ、少しずつ新しい自分のチャレンジはしていくべきだ。】

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【最後に】

なんかこうやって思い返すとすごい辛かった時期だけど、それもひっくるめて充実していたなって思う。

それにあの時期があったから今出来る様になって成長した事もある。

失敗はその時は失敗かもしれないけれど、そこからそれを生かして成功すれば失敗とは言わない。

でも上手くいかない時期の真っ最中にいる時はなかなか自分を客観視できないし、ネガティブにもなってしまう。

でもネガティブになって良い事なんてなんにも存在しないし、時間の無駄だ。

これを今見てくれてる人の中にも、何かに上手くいかなかったり、ネガティブになっている人もいるかもしれない。

対策を打つのは良いことだけれども、ネガティブになって自分や周りを責める必要は全くない。

それよりも前向きに捉えて、どんどん進んだ方がどんな事でもお得だ。

って事で僕もこんな状況を前向きに捉えて、今自分に出来る努力をしていきたいと思う。

最後まで見てくれてありがとうございました。

〜安芸銀治より〜

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