#030 戦争の歴史が残る広島旅行③〜広島平和記念資料館〜
2日の朝 ホテルから一人で歩いて原爆記念資料館に行ってきました。
一番行ってみたかった場所です。
営業時間が7時半から開園と、早いのが私にはよかったです。
ホテルで朝食を取った後、夫と子どもはホテルに残して一人で歩いて行きました。
せっかく来たんだから、自分のペースで観たい!!
平和記念公園は外国人ばかり
広島の街を散策すると、平和記念公園の周りは植林されてて、大変綺麗な広大な公園でした。川沿いにお店もあり、少しずつ資料館に近づくにつれて、海外の方の方が多くなってきます。6割くらいの人が海外の方。
ホテルも予想外に海外観光客ばかりで、びっくりでした。そのためホテルの従業員も海外の人が多い。
公園まで来ると、すれ違う人、おそらく資料館に向かう人、7割は海外の方。広島という街は、こんなにも世界から注目される街という事に少しずつ気付かされる。
有名な「原爆の子の像」には多くの折り鶴が平和の祈りを込めて飾らています。行きの時は、海外の方が数名ちらほら観ていたが、帰りには多くの海外の方がずっと観ていました。
資料館に向かうまでに、まっすぐ「平和の池」の両サイドから資料に向かう道があります。途中で、「平和の塔」「広島都市記念碑」があり、「広島都市記念碑」まで来ると、「原爆ドーム」まで一直線に繋がり、撮影ができるようになっていました。
気持ちを資料館に行くまでに、気持ちを鎮魂させられます。多くの人の命の尊さを感じます。
いざ!資料館へ
思ったより、大きい!こんなに大きいのか!
これが、私の心の第一声でした。
そして、朝の9時くらいにも関わらず、多くの外国人の列や、見学チームの人たちがいます。
資料館に入場する人たちは9割外国人でした。
前の会社の勤務地である姫路駅も世界遺産の「「姫路城」があるため、多くの観光客がいますが、比較にならない程でした。
展示場入り口から白から灰色になり、惨状ゾーンになると黒い壁になります。すぐに私が感じたのは、「黒い雨」を思い出しました。
雰囲気を作ってくれてる黒い壁の中、に展示物たちが、ライトで浮かび上がる展示構成です。
海外の人もほぼ話さず、ほとんど写真も撮らず、目と凝らしてキャプションなどを観ています。一人で来てよかったと心の中から思いました。
学生時代の教科書に載っていた展示物が飾ってありました。
印象深いのは、確かに原爆での被害、惨状、嘆きが展示されていますが、どちらかというと、未来につながる展示内容になっているのが大変よかったです。(暗い気持ちで外に出ずにすみます・・・)
特に、最後の⑤に展示されてる「核兵器の危険性」ゾーンは、多くの海外の人がじっくり読んでいました。
世界では、核兵器を持つことで、戦争の抑止力、国力を表しているように現社会ではなっていますが、広島を世界中の人が認知し、未来につながる対話を続けていかなければ、「平和」をつなげるのは難しいであろうと思いました。
日本人より、もしかしたら海外の人の方が、よく理解している側面もあり、被爆国の国民としてしっかり目に焼き付けておこうと思いました。
しかし展示内容が濃密すぎて、1回では見覚えるのは難しい。
何度も観る必要がある展示内容かと思います。
次回は子どもたちが、中学生になったら連れて行きたいと思っています。
歴史とは、多面的な視界の対話により紡ぐ上げれるもの。
α世代の自身の子どもたちは私以上に様々な国籍の方と話すようになります。自国の犯した過ちや、世界から見た日本の立ち位置を知っておかないと、相手に対して大変失礼になってしまうと思います。
子どもたちには、そういった物事を俯瞰ができる大人になって欲しいと思ってます。
親として後世に平和への願いのバトンを繋いでいきたいと思いました。
ひとまずこれで広島の旅の回は終わりです。
呉市の製鉄所の解体が進んでる場所がなんとも、もったいないと思ってしまった私です。すごく産業遺産として少し残っていてもいいのでは?と思ってしまいました。夜光を放った工場を遠くから見るのが、好きな私に取っては、簡単に作れない約70年の歴史を全て無かったにするのは・・・と個人的に思ってしまいました。
旅行のまとめ(住んでる兵庫県はどこにでも行きやすい)
日本には様々な歴史と文化があることに改めて気がついた42歳です。住んでる場所が兵庫県というのは、結構便利な県である事にも気が付来ました。
なぜかというと、兵庫県には、明石市という市があります。
明石市は、日本のヘソと呼ばれていて、日本のど真ん中です。(東経135度子午線を通り、明治43年に日本で最初に子午線の標識が建てられたことから「子午線のまち」と呼ばれています。)
だから、どこにでも行きやすいことが広島に車で行く事にで、実感しました。
空:神戸空港、伊丹空港と空港が2つあります。
陸:私はたつの市に住んでます。たつの市は、姫路市の隣の市。姫路駅は新幹線が停まります。本州なので、車でどこにでも行ける!なんて便利なんだーと思いました。
私の地元は四国(島って不便)の徳島県で、東京に行くときは飛行機でした。(本数少ない)また近々どこかに行こうと思ってます。