色とりどりの実り
ここのところ晩秋にしては暖かい穏やかな日が多く、散歩loverにとっては僥倖である。
私は気になる植物を見つけると、とりあえず写真に撮ってGoogleレンズで名前を調べたり豆知識を仕入れたりすることが最近の習慣になっているのだが、そうするとシルバーカーを転がす父のほうがどんどん先に進んでいたりする。年寄りとののんびり散歩などと侮ってはいられない。
実を見つける愉しみ
秋も深まってくると、花は少なくなるがそのぶん実を見つけることが多くなる。ぱっと目立つ華やかさはないので、よく見ないと気づかず通り過ぎてしまう。
燦爛たる秋
遠くからでもよく目立つ薄紫の花が咲いていた。近くに寄ってみると、皇帝ダリアだった。名前のごとく堂々たる姿。
昨夜は雨が降ったので、今朝は木々も濡れて雫をたたえた葉が初々しく見える。
明日から寒くなるらしいが、目ではもうしばらく秋を楽しみたい。こんなに美しい景色は今だけだから。