FM84.0MHz Radio City presents "Saramawashi.com -The Vinyl Paradise" 055:70sソウル特集
さらまわしどっとこむ -The Vinyl Paradise-
第55回(2022年10月14日(金)20時~
(再放送:10月16日(日)19時~)
清澄白河にあるカフェGINGER.TOKYOのオーナー高山聡(あきら)がお届けする音楽番組です。
全曲アナログ・レコードでお届けします。しかも可能な限り7インチ盤で、しかもフルレングスでかけます。
サーフェスノイズにまみれた1時間、ぜひご一緒に。
今週のお題は70sソウルです。高山が最初にハマった洋楽、小学校の頃からソウルにハマり、ソウル・トゥ・ソウルなどのラジオ番組が洋楽への入り口でした。我ながら無茶苦茶な人生です。
1曲目
「Rainy Night In Georgia」Brook Benton (1970)
最初に好きになった曲です。小学校4年生の時のヒット曲ですから、リアルタイムではないと思いますが、小学校6年生のときには、すっかりハマっており、忘れられない1曲となりました。
2曲目
「Ben」Michael Jackson (1972)
こちらが本当に洋楽を好きにしてくれた曲です。自分が12歳のとき13歳の天才シンガーの声は身に沁みたということです。ネズミがいっぱい出てくる映画「ウィラード」の続編「ベン」の主題歌です。ダウンタウンレコードの土田氏がお取り置きしておいてくれた一枚は宝物です。子どもにとってレコードは高価なものでした。
3曲目
「The World Is A Ghetto」War (1972)
母親が「世界はゲットーだ」のLPを買ってきたので、我が家ではファンクが何かを理解する前から、強烈なウォーのサウンドが流れておりました。
4曲目
「Freddie’s Dead」Curtis Mayfield (1972)
父親の転勤で小学校4年生の時に広島から東京に引っ越してきたものの、東京の小学校が合わず、毎日すっ飛んで家に帰ってラジオばかり聴いていたというだけで、黒人公民権運動などというものを理解したのはずっと後のこと、ただ単に曲が好きというだけで、カーティス・メイフィールドなどを好んで聴いておりました。映画「スーパーフライ」のサントラからの大ヒット曲です。
5曲目
「Back Stabbers」O’Jays (1972)
「ホワット・ゼイ・ドゥ」のところが大好きだったオージェイズの「裏切者のテーマ」、英語などわかりもしない子どもですから、メロディだけで判断している中、鼻歌で歌えるような分かり易くシンプルな曲が好みと申しております。
6曲目
「Killing Me Softly With His Song」Roberta Flack (1973)
中学に入ってからは、全米トップ40の情報交換をする同級生もできて、楽しいミュージック・ライフを送っていたと言います。英語の成績は学年で1番だったと自慢しております。少しずつ歌詞が分かり始める頃です。「やさしく歌って」はコーヒーのCMで使われ、人生を変えられるくらい心に響いた曲です。
7曲目
「Machine Gun」The Commodores (1974)
ダンス・ミュージックは不良の聴く音楽と言われていた時代、同級生の不良が好きだったコモドアーズのデビュー曲です。洋楽の話ができる同級生がまだ少ない頃、忘れられない思い出の曲となりました。
8曲目
「Tell Me Something Good」Rufus f/ Chaka Khan (1974)
チャカ・カーンがシーンに登場してきた衝撃的な曲でした。なかなか手に入らなかったレコードで、入手できたときは嬉しかったと申しております。
9曲目
「Then Came You」Dionne Warwick & Spinners (1974)
74年のこの曲はヒットした時期、目まぐるしく1位が入れ替わり、トップ40が最高に面白かった時期じゃないかと言っております。エリック・クラプトン、オリビア・ニュートン・ジョン、バリー・ホワイト、ビリー・プレストン、バッド・カンパニー、スティーヴィー・ワンダー、バックマン・ターナー・オーヴァードライヴとかですね。
10曲目
「TSOP」The Three Degrees (1975)
この時期、テレビで「ソウル・トレイン」をよく観ておりました。そのテーマソングをスリー・ディグリーズが歌っておりました。曲名は「ザ・サウンド・オブ・フィラデルフィア」の略です。この時期、こうやってアルファベットを並べて省略することが流行っていたんです。
11曲目
「Fire」Ohio Players (1975)
その「ソウル・トレイン」に出てきたとき、衝撃だったのがオハイオ・プレイヤーズでした。ロックっぽい演奏をするバンド・スタイルの連中で、ヴォーカル・グループが多いなか、格好良かったんです。
12曲目
「Another Star」Stevie Wonder (1976)
アース・ウィンド&ファイヤーが出てきて、どんどんディスコっぽい曲が増える中、70年代を通して好きだったのがスティーヴィー・ワンダーでした。ロック好きにも好きな人は多いアーティストです。
次回はハートランド・ロック特集です。お楽しみに。
番組へのご意見やお便りをください。
voice@fm840.jp
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