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7インチ盤専門店雑記

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清澄白河にあるGINGER.TOKYO内のショップ・イン・ショップ「45rpm」のオーナー的視点から、レコード周辺情報や雑感を書いています。
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2024年1月の記事一覧

7インチ盤専門店雑記450「12インチ・シングルの愉悦:Sting」

スティング、ジンジャー界隈では非常に人気があります。お客様との話題になる率もトップクラス…

7インチ盤専門店雑記449「孤独なランナー」

ジャクソン・ブラウンの「孤独なランナー Running On Empty」、いいアルバムです。一応ライヴ…

7インチ盤専門店雑記448「洋楽@日本in1979」

自分は50年以上にわたり、アメリカやイギリスあたりの洋楽ばかり聴いているわけですが、だから…

7インチ盤専門店雑記447「ジュリアン・レノン」

えー、ジュリアン・レノンです。ジョン・レノンの息子です。親父さんのことは置いといて、…と…

7インチ盤専門店雑記446「音楽好きのかたち」

いろいろなタイプの音楽好きがいらっしゃるもので、最近認識を新たにしております。「自分自身…

7インチ盤専門店雑記445「ハシエンダ・ブラザーズ」

酷く疲れるとハシエンダ・ブラザーズが聴きたくなります。2002年にクリス・ギャフニーとデイヴ…

7インチ盤専門店雑記444「ケルアックとロバート・フランク」

1958年に刊行されたロバート・フランクの「THE AMERICANS」という写真集がありまして、大好きなのであちこちでオススメしております。ジンジャーにも置いてあります。いいぞと言ってもなかなか伝わらないのですが、ぜーったいに一度は目を通しておくべき写真集です。アメリカの現実、狂気を孕んだ日常を客観的に描出した写真集は、当初好意的には受け入れられなかったようですが、今となってはアートの新ジャンルを開拓した逸品として高く評価されております。この写真集のイントロダクション=前書

7インチ盤専門店雑記443「ニルソンはお好き?」

ニルソン、個人的には1つのアルバムに1つ2つ好きな曲がある程度で、特別思い入れがあるアーテ…

7インチ盤専門店雑記442「サブカル近現代史各論1:50s60s終了!」

GINGER.TOKYOには、月一回開催している音楽のトーク・イベントがありまして、そのことがこのカ…

7インチ盤専門店雑記441「展覧会の絵」

昨日はサブカル近現代史の50s60sのイベント開催日でした。古い音源をいっぱい聴き(詰め込みす…

7インチ盤専門店雑記440「ブリティッシュ・インヴェイジョン」

明日がトーク・イベント開催日でして、50年代60年代の世相やカルチャー、そしてサブカルについ…

7インチ盤専門店雑記439「無法の世界」

自分の場合、このレコードはどこでいつ頃手に入れたかということが、レコードの印象や評価の中…

7インチ盤専門店雑記438「ストーンズ・コレクター泣かせ…」

ここのところ、ビートルズ関連の発信が多かったので、たまにはローリング・ストーンズ関連で……

7インチ盤専門店雑記437「見失っていたCD (2)」

5年ほど見失っていたCDの話の続きです。お店のオープン当初はカフェのBGMはどうあるべきかということをかなり意識して選曲しておりました。そんなわけで7インチ盤専門店も兼ねている昨今と比べると、ジャズ寄りというかフュージョン寄りのセレクションが多かったと思います。フュージョンと言い切ってしまうのは少々語弊がありまして、例えばジョー・サンプルも「レインボウ・シーカ―」の頃の思い切りフュージョンしている盤ではなく、ニュー・オリンズ回帰したような音源あたりがよく流れておりました。快適