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好きなYouTuber:のばまん

 インターネットの皆さん、こんにちは。

 私はよくYouTubeを閲覧するのですが、いつも見ているYouTuberさんは一人だけ。それがのばまんゲームスこと、のばまんさんです。
 私がのばまんさんを知ったのは中学一年生頃で、友人(いまは絶縁状態)にとある動画を紹介してもらったのがきっかけでした。

その動画こそが、
原点にして頂点、
のばまんゲームスの歴史を語る上で欠かせないと思っている動画。

「一度入ったら絶対に出られない遊園地を作るプラネットコースター」

です。

 それまで様々なYouTuberを見てきた私にとって、のばまんさんの動画は異色でした。のばまんさんを知るまでの私にとってYouTuberとその動画とは、常にハイテンションでBGMや効果音がじゃかじゃか使われていて、実況するゲームもフォートナイトやマインクラフト、マリオなどの有名どころばかり。そういうものだとばかり思っていました。
 しかし、この動画でのばまんさんが扱ったゲームは、「プラネットコースター」という何とも聞いたことのないゲーム。BGM、効果音は全く使われておらず、当時の私にとっては中々違和感のある動画でした。

 その動画ではのばまんさんの語りが冒頭にあり、私は何度も見るがあまりその語りをほとんど覚えてしまったこともあります(笑)。

 では、そんな当時の私にとって異色だったのばまんさんを好きになったのはなぜか。理由は簡単、「めちゃくちゃ」だからです。
 その動画を見てもらうとわかると思いますが、当時の私にとって「クズ成仏コースター」であるとか「クズの孤島」は、驚きの連発であったわけです。そのあまりにめちゃくちゃな発想や、ゲームの仕様を存分に扱っためちゃくちゃな行為、どれもこれも今まで見てきたYouTuberとまるで違っていた、これが理由です。

のばまん「さぁ、カーブを曲がって目指すはクズの島!」

 そう言いながら100キロ近くに加速したコースターを群衆にぶつけ、海岸であがる水飛沫のように飛び上がったNPCを見て爆笑するのばまんさん。
 私がのばまんさんに出会ってなかったら、こういう思考をしようとなんて思わなかったでしょう。そして、「誰かをあっと驚かせるような、滅茶苦茶な作品を書いてみたい」という執筆の原動力も生まれなかったことでしょう。
 そういう意味では、私はのばまんさんを知れて非常によかったと思っています。

 そんなのばまんさんの動画を見てきて、さらにのばまんワールドにのめり込んでいく私だったのですが、私がのばまんさんを凄いと思うのは「知性」「知識」です。
 まず、英語力。英語の長文を難なく日本語に置き換え、海外のYouTuberさんとのコラボでは流暢に英語を話しています。英語を勉強する身からして、非常にカッコいい。
 のばまんさんは「パソコンにしか落ちてない、ホントにどうしようもないクソゲー」が好きらしいので、当然翻訳されていないゲームだってあるわけです。しかし、そのゲームの注意書きやセリフをサッと理解し、「あ〜、なるほどね?だから、これをこーして…」と進めていく。海外に居た経験もあるらしく(どこかの国に行った際に、夜の娯楽が極端に少なく、それが理由でYouTubeをはじめたとかなんとか…)、それも英語力に関係してるのでしょうか。
 英語力もそうですが、知識においてものばまんさんは凄い。パソコンに関するものはもちろん、「シュレディンガーの猫」とかの小話、なによりも頭の回転の速さ。
 パソコンは小さい頃から好きだったらしく、ガレリアのパソコンの開封動画のテンションの上がりようからも相当好きであることがうかがえます。そして小話。のばまんさんは実況中に「あ〜、これあれだわ。あの(うんたらかんたら)…」のように、ちょっとした知識を出してきます。私が無知すぎるのもあるとは思いますが、それでもちょくちょく出てくる小話は毎回興味を惹かれます。知らないことを知れる、なんと狂育的*なんだろう。
*「狂育的」…のばまんゲームスの視聴者が使うスラング。過去の動画でのばまんさんの好きな言葉が「教育的」(アカウント凍結時にYouTube運営から指摘された2点のうちのひとつ)だったため、それから派生して「狂育的」になった。「うぽつ」や「ワロタ」のようなもの。
 そして頭の回転の速さ(MOCOPIを用いた物理的なものではなく)。着眼点というか、機転が効くというか。瞬時に思いつく発想が凄い。
 のばまんさんはよくゲームの穴をついて実況をするのですが、その着眼点がなかなかおかしい。例えば、クッキングシュミレーター。このゲームではプロパンガスが出てくるのですが、これを使ってふざけたとしましょう。「うわ、プロパンガスあんじゃん!火ぃ〜着けて…(爆発)ウワッ!」という流れは分かります。でものばまんさんは、「クッキングシュミレーターで料理する上で一番邪魔なものってぇ、この冷蔵庫のドアなんですよね。だからぁ〜…(プロパンガスをドア付近に設置し着火。爆発)おっ⁉︎あっれぇ〜?おかしいなぁ?今までのじゃすぐ外れたのに」と訳のわからない使い方をします。これ以前の動画でも大量プロパンガスを使ってふざけてましたが、その時は地球を吹っ飛ばすに至っていましたね(なお、キッチンは真っ黒になるだけで済んだ模様)。飛行機のゲームだって、のばまんさんの手にかかれば2000垓回転のエンジンを持つ機体になったり、羽田を出発してわずか数分でロシア領に入りミサイルも追いつけない速度で日本に帰ってきたり…。もう、めちゃくちゃです。
 他にも、ゲームを真面目にプレイする前から脱出を試みたり、点繋ぎのミニゲームでモルカーを落書きしたり。第一宇宙速度で飛び立つフリーフォールや、猫も通れないクッソ細い道がある駅を作ったり、宇宙船をつくるゲームでヴェノムのような爆弾を作り出したり、絨毯爆撃を行ったり。

 そんなのばまんさんは、今の私を形作った人の一人です。私がのばまんさんと出会ってなければ、いまここでこの様に文章を書いたり、作品を執筆したりすることはなかったです。
 のばまんさんの「誰かをアッと驚かせる発想、エンタテイメント」は私にとって非常に興味深いものです。これからもお身体に気をつけて、我々のば民たちに新しい動画、エンタテインメントを披露していってほしいです。

 それじゃ、もうNOTEも2000文字強書いたし、今日はこれぐらいにしておこっかな?それではまた、今度。

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