【感想】「花束みたいな恋をした」
(※ネタばれ含みますので、ご了承ください。)
小さな頃の、小さな傷をいやしたくて、
手嶌葵さんの「明日への手紙」を聴いていた。
そのPVのドラマが気になって、Netflixで検索したけど、
なかった。
代わりに、「花束みたいな恋をした」がヒットした。
有村架純さん関連の映画が出てきたみたい。
ほっこりした内容が見たくて、
そんな映画だと思って見始めた。
見終わって。
切ないね。笑
でも、お互い素直で、すれ違っても「すき」は変わらない。
別れても、ふと会った瞬間に、お互いさり気なく手を振る。
ふたりとも、隣には新しい恋人がいる。
ああ、切ない。。笑
絶賛、失恋傷心中の私が見たので、
更に切なく感じた。笑
ああ、別れないで。
その後、ばったり出会って、また結ばれて…。
なんて、心で願ってしまった。
でも、1つ良かったなと思うのは、
お互いがちゃんと、「1つの恋が終わった」と
実感しているところだった。
あなたとの思い出は、いまも大切にしているよ、
そう思っているのかなと感じた。
それって、本当に、花束みたいに綺麗で美しく思う。
きっと、ほんの1瞬で、エンディングは変わっていたかもしれない。
でも、1つの恋を見届けるというのは、
こんな感覚なんだと、不思議に思った。
理想の別れ方なんて、私は考えた事がなかった。
でも、映画の2人は、「別れの時は、素敵な思い出を作ろう」としていた。
別れのシーンは、離れたくない気持ちと、
綺麗な思い出でさよならしようという気持ちの
両方が描かれていた。
その気持ちを、本当に素直に、2人は話し合って、
ちゃんと感情を受け止め合ったのが、すごいなと思った。
世の中で、きっと、こんな風に別れた恋人たちもいるのだろう。
とても、素敵な恋の終わりだなと思った。
私は不器用だから、こんなに素敵な別れは出来ない性格だけど、
だからこそ、胸に響くものがあった。
いいなぁ。
でも、別れないで欲しかったなぁ。
そんな気持ちを感じる映画でした。
でも、やっぱり、恋する人生は、いいな。
読んでいただき、ありがとうございました。