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文字での会話

今朝、顔を洗っている時に、ある記憶を思い出しました。

祖父の事です。

祖父は、私が幼い頃から、よく面倒を見てくれていました。

小学生の頃、両親は共働きだったので、
学校から帰ると、一直線に祖父母の家に向かいました。
そこで、祖父は日課のように、
孫のおやつを準備してくれました。

時には、算数の宿題を見てもらったり、
私が「名前を漢字で書きたい」と言ったら、
書き方を見せてくれました。

また、書写の宿題が多かったのですが、
(書道のえんぴつ版のようなもの)
それが完成したら、いつも褒めてくれました。

その当時、祖父は耳が遠く、
音を聞き取るのが困難でした。
聞き取れなかった事は、繰り返したり、ゆっくり話したりして、
色んな話をしました。

祖父の耳は、どんどんと聞こえづらくなりました。
私が中学生・高校生になるにつれて、
ほとんど会話は聞き取れなくなりました。

それでも、私は祖父と話すのが好きだったので、
小さなホワイトボードで、よく会話していました。

いま、改めて思い返すと、
祖父の世代は、パソコンやネットがないので、
手書きする事が、当たり前だったのだろうと思います。

新聞やラジオから情報を得て、
伝達するには、手紙を書いたはずです。

今朝、なぜか、ふと思い出したのです。

鬱になってから、よく、昔の事を思い出す事が増えました。
きっと、寝ている内に記憶が整理されるように、
脳が働いているのだと思っています。(あくまでも、私の主観です)

それが良いか悪いか、
調子がいい日は、時々、嬉しかった記憶も浮かびます。

そういう日は少ないですが、本当に、幸せな気持ちになったりもします。

物事を深く考える性格なので、
体調によって、良い方にも悪いほうにも、転びます。

辛い事も多いですが、
少し嬉しい気持を思い出したので
書き出してみました。

今回は以上です。
読んでいただき、ありがとうございました。


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ykky
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