IT人材雇うのも大変(5)いつも最後に悩むこと
IT人材採用もいよいよ大詰め。ここへ来て3人に絞り込めました。さてここでいつも悩むのが次のポイント
二択問題「自分より優秀だけどちょっと扱いにくい人を雇うか、扱いやすそうだけど、自分と同じかそれ以下の能力しかなさそうな人を雇うか」
アメリカって下手したら自分が雇った部下が数年後自分の上司でした!ってのが無いわけではないし、その上司にレイオフにされた時にはまさに
「ブルータス、お前もか。。」
という気分になりそう。扱いやすい人は大抵ずっと自分の部下で居てくれそうだし、言うことも聞いてくれそう。言わば安全牌タイプ。
今回最終選考に残った3人のうち2人はブルータスタイプ(おいおい)で1人が安全牌。それで一晩考えたのだけどやはりブルータスで行くことに決定。
理由1: クラウドとかAIとかITの仕事がますます高度化&専門化する中でバリバリ働いてもらうにはやはり人柄よりも能力。
理由2:悪質化するハッキングや内部関係者による情報漏えいのリスクには性悪説ベースの人の方が向いてる気がする。
理由3:優秀でちょっと使いにくい人と仕事をしていくことで自分もまた成長できる(はず)
というわけでブルータスタイプの2人の中でも、さらに尖った方を自分の最終推薦として人事部とうちの部長に報告。いよいよ社長面接を経て正式オファーももうすぐ。オファーをちゃんと受けてくれますように!(こちらでは面接を通じて相手がうんざりして「お断りします」ということがままある)
今日の夕御飯は奥様の手作り餃子!! Wow!