『銀河を離れ』

お仕事はIT Managerで2000年からアメリカで家族&猫2匹と暮らしています。元…

『銀河を離れ』

お仕事はIT Managerで2000年からアメリカで家族&猫2匹と暮らしています。元駐在員ですが将来を考えて永住を選択、10年近いビザ奴隷を耐え2017年にやっと永住権取得。その後テキサス州ヒューストンへ。趣味は料理、テニス、ローブレ、それにドローン空撮。自称・塩野七生研究家

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最近の記事

大好きだったシャウエッセン

中学生の頃からお弁当にシャウエッセンが入っているだけで幸せでテンションが上がっていた自分。社会人になったら二袋セットのやつをたくさん買ってきて一気にゆでて、それを冷えたビールで頂く幸せを感じていた自分。 そんな自分が20年以上アメリカで暮らしてから最近少しずつ気づいてきたこと、それは「シャウエッセンが美味しくない」ことである。 あの皮をプチッとかみちぎる食感は今でも大好きなのだけど、そこからあふれ出る肉汁もソーセージのお肉自体にも味がしないのだ。いや正確に言うと肉の味のよ

    • スケート技『ブドウの木』 Part 2

      スケート技『グレープバイン』の練習を始めて早一ヶ月。週4時間~6時間スケート練習してるのにまだ出来ない。(泣) センスという言葉は努力を否定するニュアンスがあるので好きではないのだけど、この技は本当にセンスが必要だと痛感する。技を分解して丁寧にやればやるほどグレープバインじゃ無くなっていく。そうじゃなくて動きというか流れの中で技を仕上げる方が綺麗に華麗に技がでる。 でもでも、そもそも技ができないのに、それを動きの中で仕上げていくなんて絶対無理。でもそれをスッと出来る人が少

      • スケート技「グレープバイン(ブドウの木」について

        今、一番練習しているスケート技「グレープバイン」についてあれこれ書いてます。英語で書くと Grapevine =「 ブドウの木」という意味のこの技は、アイススケートでもローラースケートでもインラインスケート(ローラーブレード)でも使える技で下半身をツイストしながらなめらかに滑る技。 こちらの動画はローラースケートでの例 ChatGPTによると、名前の由来は枝葉を交差させながら成長するブドウの木と、足をクロスさせながら進むこの技が似ているからだという。ちなみにこの技の初出は

        • ローラーブレード初心者への接し方

          ローラーブレード(スケートでも可)初心者に教える前に考えるいくつかの大切なこと。 ローラーブレードは安定しないしすぐ転ける。わざわざこんな不安定な器具を使う理由はただ一つ。歩いたり走る事では体験できない身体の動きが出来るからだと思う。 だけど体験した事のない動きは本能的に怖い。だからみんな腰が引ける。で転ける。転けると痛いからまた腰が引ける。で疲れて止める。と言うのかおそらく初心者の典型的コースだと思う。これを避けるためにいくつかの大切な事があるのだけれど、まずはこれ。

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        • 塩野七生さんの事情
          4本

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          うちの子とアスレチックジムに行った帰りにたまたま見かけた『痛車』。しかも転スラ。オーナーさんにちゃんとOKもらって写真撮らせてもらいました。

          うちの子とアスレチックジムに行った帰りにたまたま見かけた『痛車』。しかも転スラ。オーナーさんにちゃんとOKもらって写真撮らせてもらいました。

          IT人材雇うのも大変(6)年収1200万円でオファー出しました。

          最後まで悩んだ最終選考でしたが、ジェラードさん(仮名)を採用することにしました。選考の理由は以下の4点。 1) IT管理職の経験もしっかりあるのに現場が好きなこと 2) 勉強熱心で新しい技術や資格も着実に取得していること 3) 企業ITとしてどうあるべきかという確固たる信念と状況にあわせて課題に対応できる柔軟性を持ち合わせていること 4) ユーザーやチームメイトとも時にはユーモアを交え、しっかりコミュニケーションできること こうしてあらためて書き出すと、いい人が来て

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          IT人材雇うのも大変(5)いつも最後に悩むこと

          IT人材採用もいよいよ大詰め。ここへ来て3人に絞り込めました。さてここでいつも悩むのが次のポイント 二択問題「自分より優秀だけどちょっと扱いにくい人を雇うか、扱いやすそうだけど、自分と同じかそれ以下の能力しかなさそうな人を雇うか」 アメリカって下手したら自分が雇った部下が数年後自分の上司でした!ってのが無いわけではないし、その上司にレイオフにされた時にはまさに 「ブルータス、お前もか。。」 という気分になりそう。扱いやすい人は大抵ずっと自分の部下で居てくれそうだし、言

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          IT人材雇うのも大変(4)謎の質問 Have reservation with me? に固まる...

          2次面接の一番手、JSさんとの面接はなかなか順調に進んだのだけど、最後の方で彼が聞いてきた質問がこれ。 Do you have reservation with me? 一応20年以上アメリカで働いているので、もちろん完璧に聴き取れてます!(どや)。単語の意味も全部知ってます。(笑)でも全然意味がわからず5秒ほど固まる自分。 Reservationありますかと聞いているのだから、すでに内定決まってますかってこと?いや、いくらなんでもそんな失礼な質問はしないだろう。そもそ

          IT人材雇うのも大変(4)謎の質問 Have reservation with me? に固まる...

          急に右腰に激痛が。。。ぎっくり腰?? 明後日からダラスに旅行なのに。。。とりあえず寝よ。

          急に右腰に激痛が。。。ぎっくり腰?? 明後日からダラスに旅行なのに。。。とりあえず寝よ。

          IT人材雇うのも大変(3)LinkedInはとっても大事

          今回も絶賛採用中の IT Manager (課長職)についての話 ご存知方も多いと思うけど、アメリカの履歴書には顔写真を貼るところも性別も年齢も出身も国籍も書くところがない。これは仕事能力以外のことで採用に不平等が発生しないようにするためで、マジメに言うと合衆国憲法14条や公民権法7章に基づいたアメリカでの採用における基本ルールである。 とは言え、こちらも将来一緒に仕事をする仲間になる人なのだから「どんな人かな?」と興味を持つのは当然の話、そしてそこで活躍するのが Lin

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          IT人材雇うのも大変(2)履歴書を見て候補者を絞る

          前回書いたとおり IT Manager (課長職)を絶賛採用中です。昨日までに人材紹介会社3社から履歴書が11通届いたのでまずはここから半分ぐらいに絞るつもりでしっかり読み込みます。 まずは技術的に絶対知ってないと困るキーワードで検索。今回ならAzure-AD, Active Directory, VMware, Cisco/Meraki あたり。アメリカの履歴書は少しでもさわったことがあれば「経験あり」と堂々と書いてくるので、このキーワードサーチで引っかからない場合はそれ

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          台湾米菓「旺ノ旺」って

          金曜日夜のテニスソーシャル(交流会)の後は恒例のコートサイドでお茶会という名の飲み会が始まる。 各自が持ち寄ったビールやワイン、それにおつまみを並べてあれこれ喋ったり、横のテニスコートの試合を冷やかしたり、ピカボールというテニスと卓球の間の子みたいなゲームをダラダラやっている。(これについてはまた後日各予定) ここに台湾系アメリカ人のお友達が持ってきたお菓子「旺ノ旺」がたまたまあったのでビールのお供にいただいてみたのだが、なんとこれ! ハッピーターンとまったく同じ味!!

          台湾米菓「旺ノ旺」って

          IT人材雇うのも大変(1)給料高いしー

          目下、ネットワークやサーバー、Azure-ADあたりがある程度できて、かつ数人の部下の管理もできる人を求人中です。 細かい作業はベンダーさんがやってくれるのでスケジュールやシステム構成など全体的な部分を見てくれればいいので、ITで5年から10年ぐらい経験があればそれほど難しい仕事ではないのではと思ってます。(ま、自分が出来るくらいだし) ところがこのポジションが今テキサスだと年収1000万円でも誰も応募してこないという驚愕の事実。別に日本語ができるとかAI & RPAのプ

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          ビデオ会議でただ居るだけの女性が怖すぎる件

          アメリカで仕事をしているとはいえ、日本語でざっくばらんに話せる日系企業さんとのビデオ会議は日頃早口NY英語や、訛りまくっているインド英語、のんびりだけど妙に鋭いシリコンバレー英語と苦闘してる自分にとってはちょっとホッとする時間だ。 ただいつも不思議に、というかちょっと怖いと思うのが、会議に何も発言しないけど、ずっと微笑んでいる女性スタッフがよく参加していることである。 会議冒頭で自己紹介ぐらいしてくれればいいものの、そういうのも無し。話の合間にメモとか取ってる感じがあるの

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          Purdue University ツアー

          良かったこと原則、車通勤禁止なので構内が静かで安全。写真がないけど、構内はピザ宅配ロボットが走っていて可愛かった。これも車が少ない大学構内ならではかも。 ちなみに真ん中こちらを向いている女性がチャイニーズアメリカンのツアーガイドさん、すごく説明が上手な上に後ろ向きで1時間歩きながらずっと説明してくれた。素晴らしい どの施設も素晴らしいが特に理系学部の建物や環境が素晴らしい。(写真は宇宙科学工学の建物、一年生の一般教養もここで行われるらしい) 大学がラファイエットの市街と

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