Midsommar Lunch 夏至祭ランチ~koloni
6月の楽しみ Midsommar Lunch
Midsommar (ミィドソンマル)とはスウェーデン語で夏至のこと。
厳しい自然環境の北欧の国。
太陽が降り注ぐ夏の訪れを祝う心情は、四季のある日本で暮らす私にもとてもよくわかる。
まだ訪れたことのない国の 夏至祭に思いを馳せた koloni でのランチ
忘れられない店 すぐにまた訪れたくなる店 それが koloni
街はいつもの見慣れた日本の街だけれど、ドアを開けるとそこは北欧の小さな町で、私は大切な友人のうちに招かれて訪れた、そんな気分になるお店。
店名の「koloni コロニー」とは、スウェーデン語で「市民農園」という意味なのだそうだ。
豊かな人々だけが所有するのではなく、みんなが市民農園を持ち、そこでいろいろな作物を栽培し、一年分の保存食を作ったりするのだそうで、私はロシアのダーチャと同じだなと思った。
「北欧の器などを自分で選んで家に持ち帰り、そこに料理を盛り付けて、コロニーのようにそれぞれが楽しんでほしい」
そんな思いが込められたお店。
夏至祭のペーパーナプキンとお花のキャンドルスタンド レモン炭酸でランチ
ペーパーナプキンから、まるでムービーのように夏至祭の物語が始まる。
スウェーデンを代表するテキスタイルアーティスト Gocken Jobs の作品Midsommar 夏至祭 がプリントされたペーパーナプキン。
心こめられたメニュー
Jul lunch(クリスマスランチ)のときもメニューは手書きで、その時々の気持ちが書き添えられていて、こういうおもてなしに惹かれるわけです。
アスパラガスとアーモンドのスープ サーモンのオープンサンド
イングリッシュマフィンとサーモンがしっとり合った深い味わい。
花かんむりのサラダ
ダブルマリネ ポークソテー、鰊、新じゃが
スウェーデン人は夏の新じゃがをとても楽しみにしているそうで、夏至祭には鰊の酢漬けと茹でたての新じゃがが定番なのだそうだ。
鰊とポークが全体を引き締めているごちそうサラダ
ベリーのトライフル アイスティー
夏至祭を想像して妄想旅行できたランチ、ごちそうさまでした。
ディスプレーは夏 じっくりお店を見て気分は北欧
いつ訪れても100%穏やかな心もちにしてくれるお店 koloni
(2022/06/24 訪問)
「お店を始めたころは、器や雑貨を売るだけでいい と思っていたんですけれど、何度も北欧に足を運ぶたびに友人も増え、器ってそこに料理を盛って、みんなでテーブルを囲んでこそ生き生きとしてくる のだと思い、一生懸命勉強したんですよ」とおっしゃる古川さん。
そういう生き方って、私、魅かれるんだなぁ。
先月 2023/05/26 のフィーカ
現在不定期オープン ですが、オープンしているときには フィーカ が楽しめます。
電車や車で遠方から訪ねていらっしゃるファンが多いというのがよくわかるお店 koloni です。