Chieさんのカフェ イノセントストーリー
パティシエChieさんがつくるお菓子は不思議です。
一口食べると、涙が止まって笑顔がこぼれ出します。
とにかく生きててよかった〜という気持ちになります。
失恋した女の子が半べそでやってきて、カウンターに座る。
事情を察したちえさんが、そっとホットキャラメルを差し出す。
一口飲んで「おいしー」と笑った。
「やらかしちゃったよ」と仕事で失敗したサラリーマンが入ってきた。
ネクタイをはずし、ため息をつく。
ちえさんは「そういうことあるよね」と
笑顔でソフトプリンをテーブルに並べ