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10月に見終わったアニメの感想

 はろーへいろー。鶏もも肉を食べたいのに、鶏むね肉の安さに負けています、あんぷらです。

 今月も感想書いていきます。月末に感想書くぞ、と思っていると暇なときにアニメを思い返す頻度が増えたので、良い習慣になりそうです。

 今月は喉をやられて、そこからくる体調不良で1週間潰れたので、いつもより見られなかったかも。

 あと2話で最終回のまま放置してるやつとかある。体調不良、強すぎ。俺は弱め。


小市民シリーズ

 前期アニメですね。ミステリとしての完成度が高かった。それに尽きる。
 逆キャラクターはそんな印象に残らなかったんですよね。
 最終回ラストの、2人が別れて小市民になっていくシーンは美しかった。この話の終わりとしてこの上ないものだったと思います。


僕のヒーローアカデミア7期

 早く8期来てくれ。俺が持たない。


これが私の御主人様

 倫理観が終わってるアニメですね。
 ジャンルはギャグよりの萌えアニメだと思う。エッチです。
 結構前から見てたんですけど、見終わるまでに時間かかりました。
 1話辺りの密度が濃くて、1話見る毎に休憩しちゃうんですよね。別にそんな色々なことが起きてるわけじゃないんだけど。エッチだから、ね?

 主人公の強気な性格が良くて、借金のカタにカスのメイドをやらされている、とかいう酷い状況でも話が重くならないんですよね。
 主人公の性格と作品全編を通す状況が噛み合ってると、日常系アニメの見やすさが上がりますよね。不快感がないというか。
 キャラクター間の力関係には気を遣っていると思いました。困ったら暴力で反撃できるのって大事。

 昔、大メイド時代があった、っていう話を聞いたことあるんですけど、これもその1つだったんですかね? 改造メイド服が出てくるんだけど、それってメイドのデザインが一周した感じあるもんな。

 好きなんだけど、これ言うとオタク過ぎるとか、好きそうとか言われそう。別に嫌じゃないですけど。

 倫理観終わってるけど見やすいです。倫理観終わってるけど。
 

はたらく魔王さま!

 2期がディズニープラスの独占になったの許せねえみたいな話を覚えていたので、1期を見ました。
 魔王がバイトしてる、っていう前提条件のギャップをテーマにした話って、今の世だとありふれたものなんだけど、それは本当に一要素でしかなくて、キャラクターの魅力や関係性の発展が見ててとてもおもしろかった。

 敵を倒す度に倒した敵が日常に組み込まれていくってフォーマット、だいぶ久しぶりに見た気がする。好きなんだよなこういうの。

 最終回の後日談感すげー良い。当時見てたらちゃんとハマってただろうな。

 鎌月鈴乃さんが好きだった。たぶんうどん食いたい気分だったからだと思う。


ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ

 もう何度も見てます。ポケモン映画見たいな、ってツイートしたら田中が挙げてきた。
 
 なんと言っても構成が強すぎる。

 ポケモン映画ってアニメの映画化と販促を兼ねているから、クリアしなきゃならない課題みたいなのがたぶんあって、その縛りの中で作られていると思うんですよね。ボルケニオンはその縛りをクリアし、なおかつ綺麗に当てはめた抜群の構成力を持った映画なんです。
 しかもジカルデ100%フォルムの先行登場、アニメに出ていないメガシンカポケモンが全員敵として出演するなど、メディアミックス作品としても隙がない。
 テレビシリーズから出演してるキャラクター全員に見せ場があるのも凄い。
 ロケット団のニャースの「マギアナの声が聞こえないのニャ」はニャースにしか言えないうえ、最悪な状況を一発で表している名台詞だと思います。
 ちなみに、きくりくさんが物真似めっちゃうまい。

 ポケモン映画屈指の名作だと思います。


劇場版ポケットモンスター セレビィ時を超えた遭遇

 さっきと同じツイートで、もうくんが挙げてました。
 ダークライ以前のポケモン映画って、10周年記念企画で全部テレビ放送されたんですよね。僕はそのときのを全てDVDに焼いていて、何度も見直しました。セレビィもそのひとつ。
 とはいえ見たのは結構久々でした。特にヴィシャス(敵役)の印象が変わった。
 元々は凄い強敵って印象だったんですけど、改めてみるとポケモンへの指示が雑で、メカ以外は微妙なんですよね。もしかしたらロケット団にいた頃は科学者で、実働はあまりしていなかったのかも。それかメカがあまりにも優秀だったか。

 セレビィまでのポケモン映画はテレビシリーズのキャラクターにスポットが当たっていていいですよね。

 完全版のラストシーンまで見たかったんですけど、U-NEXTにはなかったです。今は配信サイトで見られるのかな?


劇場版ポケットモンスターみんなの物語

 これはりょかさんが挙げてくれたやつです。田中、もうの後でもいいよって言ってくれました。大人だね。

 みんなも僕は結構見返してます。人間とポケモンの関係がメインだから見やすいのかも。

 全編良いから、特筆するってなると逆に難しいんだよな。
 好きなシーンで言うと、レモンをキャッチするサトシと、市長の真似をするラルゴと、ウソッキーとおっさんの絡みと、ブルーのシーンですかね。いや、たぶん漏れがある。

 ブルーのシーンは何度見てもうるっと来るね。ポケモンへの冷たい態度を散々見せてからのアレだから、もうね。

 ルギアの出番が一瞬で終わるのもいいんだよな。


劇場版ポケットモンスター ルギア爆誕

 これは餅岡さんが挙げてました。餅岡さんはルギア爆誕激推ししてるんですけど、どうしてか聞いておけばよかった。

 ルギアはめっちゃ泳ぐコイキングと、めっちゃ行進するディグダのシーンが好きです。

 と、思ったけど、良いシーンだらけだったな。大体のシーンがなにかしら印象に残っている。
 全体を通した面白さとかってルギアに関しては言葉にしづらいんだよな。なんでだろ。

 サトシとルギアのコンビ、いいですよね。お互い分かり合おうとしていて。

 聞くところによると、ルギア爆誕のテーマは共存らしいです。見習わなきゃね。


宇宙のステルヴィア

 どんくすさんに勧めてもらったアニメですね。
 勧めるときに思い出補正かも、って言っていたのですが、その理由がわかりました。
 主人公の周りのキャラクターの掘り下げが少ないんですよね。中盤から終盤にキャラクターへ愛着が出てくるタイプで、序盤は各人のキャラクター性は大人しめでした。終盤で一気に色を出していた気がするな。

 個人的に盛り上がったのは18、19話かな。主人公が英雄みたいになるんですけど、そのときに抱いた悩みが周りから理解されず、精神的に孤立してしまう一連の流れがあるんです。そこが徹底していて、ディスコミュニケーションを繰り返しまくる。凄かった。
 言っても周りは嫌っていたりするわけじゃないので、良いことは言うんですよね。ただただ主人公の気持ちに寄り添うことができていない。
 でも、学生の頃って倫理的に正しいこと言っていれば人の力になれてるっていう、思い込みみたいなものがあったな、と自分に重なるところもあって印象に残りました。

 終盤の上がり方がよかった。最終回でようやくキャラクター全員が役割を持って事態を動かしていて、熱かった。


隠の王

 あしぴんさんがまたオススメしてくれました。
 なばりのおう、って読みます。僕はこれを、かくしのジェネレイド、って呼んで笑われました。
 隠は忍者のことです。

 安定しておもしろい。爆発したところは少なかったけど、平均点が高いって感じだった。

 最初バトル物かと思って見てたんだけど、よくよく考えると人情ドラマなんですよね。忍者っていうだけでバトル物だと思ってしまうのはオタクの悪い癖。

 メインのストーリーは真っ直ぐ進んでいくんですけど、その中で各人の心情や立ち位置がどんどん移り変わっていって、飽きずに最後まで見切りました。

 現代の裏に隠の世がある、って話なので、それに合わせたキャラ付けもよかった。銃を使うやつがいるとか、表では社長をやってたり有名人だったり、里の隠れ蓑として学校をやっているとかね。

 てか、カジュアル界隈も隠の世みたいなもんだよな。

 雪見が特に好き。適当に流されるスタンスなのに情を捨てきれないとか、ズルい。 

 しじまって子は猫みたいでかわいいです。


お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよね!

 これミドリラジオってYouTubeの配信でドリルフィールドって人が言ってたんですよね。
 気を抜いて見るアニメ探してたので見ました。

 タイトルをおにあいって略したの天才だと思うんですよね。

 この頃の萌えアニメ感が凄い、いや実際この頃の萌えアニメなんだが。
 ひたすらテンプレートに沿っていて外すところがない。似てるけど違うやつをくれ、みたいな言葉あるじゃないですか。まさにそれを体現していると言えますね。

 


あとがき

 やっぱり今月はあんまり見てなかった気がしますね。てか半分はポケモン映画じゃねえか。
 遊戯王的にもスランプが来てて、暇はあった方だったんだけど、やはり体調不良には勝てん。

 11月はおすすめされたアニメがまだ貯まってるので、それを見つつ、そろそろ現行のも追いたいなあって感じですかね。別で気になるのもありますけどね。

 一週間フレンズとか気になってるんですけど、青春物って見始めるのが苦手よりなんですよね(嫌いではない)。

 あとdアニメストアは早く迷い猫オーバーランを出してくれ。

 それでは

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