![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151234414/rectangle_large_type_2_661ddc66d069daf40b23ce4a60861b2d.png?width=1200)
Photo by
uminnaka
君と見た、あの丘でもう一度桜を。
【1-3:晴れ時々桜吹雪】
「取り残された……?」
葵と離れ離れになり、桜の吹雪が去っていく。
そこに葵の姿は無く、ただ一人、俺だけが取り残されている。
「嘘……だろ?」
周りの建物は依然と変わらず、ただしかり「人間」だけが排除された様な、そんな感覚だった。
「本当に何が起こっているんだ……?」
とりあえず周りを散策してみるも、なにも変化がなし。
「なにかあったら怖い。一旦家に帰ろう」
そう思い、家に帰宅。
「やっぱり誰もいない……」
周りを見やっても誰もいないのは当然だが、人の気配がない。
ふと、机に一枚の紙があるのを見つける。
此処は、お前と向き合う世界だ。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?